一月反省
僅かながら日が長くなってるような気がするのは私だけだろうか。春はゆっくりながらも、一歩一歩近づいているのは確かなようだ。皆様いかがお過ごしだろうか?今日の秋田地方は一時的に寒気が緩み、前線の通過とともにところどころ雨が降った。今日は正直言って、学校に行かなかった方がよかったかもしれない。ろくなことがなかった。自分がその元凶を作ってるような気もするのだが。私の悪いところは、素直じゃないこと。謙虚じゃないこと。指摘されると自己防衛に奔る。そして正直に物事を話さない。誇大に話し赤っ恥を食らう。という、この上ないほど人に嫌われる輩である。反省点は数多くあるが、学校生活に嫌気が指しているのも事実である。そこは敢えて否定しない。だったら、どうすればいいのか考えてみろと言われても私には対策がない。思慮にかけ、人を思いやらない、鈍感すぎる輩である私はいったいどうすればいいのか。木下藤吉郎の「墨俣築城前」の状況である。蜂須賀正勝でも出てくれば状況は変わりそうだが、私は竹中半兵衛に頼みたい気分だ。尚更、話が脱線してしまった。何よりも私に大事な言葉は「誠意」に尽きるだろう。今日、我が家の郵便ポストに松下電器からの手紙が入っていた。「FF式暖房機を探しています。」ユーザーでもない家に手紙を入れていくとは丁寧すぎる企業もあるものだ。松下電器創業者の松下幸之助先生は「誠意」を重んじる方だったと伺っている。今日の松下幸之助一日一話を紹介しよう。「私は、毎日の生活を営んでゆく上において、自分をよく見せようとお上手を言ってみたり、言動にいろいろと粉飾することは大いに慎みたいと思います。これは一見、簡単なことのようですが、口で言うほどたやすいことではありません。ことに出世欲にかられる人は、自分を他人以上に見せようとする傾向が強いようです。しかし、人はおのおのその素質が違うのですから、いくら智恵をしぼって自分を粉飾してみたところで、自分の生地はごまかすことはできず、必ずはげてきます。そして、そうすれば、そのときには一ぺんに信用を落とすことになってしまうのです。私は、正直にすることが処世の一番安全な道だと思います。(松下幸之助一日一話・1月30日)」(PHP研究所・松下幸之助「一日一話」より引用、抜粋)私にとってこれほどぴったりな言葉もないだろう・・・・