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テーマ:スペインへ行こう!(249)
カテゴリ:旅行(海外)
ラ・マンチャ地方での昼食&観光を終え、古都トレドへ
ラ・マンチャ地方~トレド=約64Km/約1時間 トレドは、カスティーリャ=ラ・マンチャ州の州都 かつての西ゴート王国の首都でもあります イスラム教、キリスト教の文化が融合した“町全体が博物館”と言われる街 (旧市街は世界遺産に登録されている) さっそく、古都トレドの市内観光へ まずは、旧市街の中心部に位置するスペインカトリックの総本山である トレドの大聖堂(カテドラル)へ セビリアの大聖堂と並んで、スペイン最大&世界第3位を誇る大聖堂です (どっちが大きいかは不明) 正式名称は、 サンタ・マリア・デ・トレド大聖堂(Catedral de Santa María de Toledo) 建築は、フランスゴシック様式(パリのノートルダム寺院と同じ)の影響を受けつつも ムデハル様式(イスラム教&キリスト教融合)などスペイン独自の特徴をもった大聖堂 13世紀の建設開始から266年の歳月を費やしてようやく完成したと言われています 薔薇窓のステンドグラスが豪華で美しい! 聖歌隊席に立つ“白いマリア像” 左右には巨大なパイプオルガンも 聖歌隊席の彫刻も見事! 聖歌隊席の向かい側に、中央祭壇があります セビリアの大聖堂も素晴らしかったですが、こちらも負けていません キリストの生涯が一面に刻まれています その祭壇の裏側も見事! “トランスパレンテ”と呼ばれる衝立です その衝立の天井には、ドーム型に穴が開いた明かり取りの窓があります 彫刻で縁どられた内側にはフレスコ画が描かれています その穴から衝立の天使や聖母子に光が降り注ぐ様は 何とも言えず荘厳! (この日は曇り空で夕方も近かったこともあり光は弱かった) 続いて“聖具室”へ ここは美術館のようになっていて、 ゴヤやエル・グレコなどの有名画家による宗教画などが飾られています 何と言っても目を見張るのが、豪華な天井画 ナポリの画家ルッカ・ジョルダーノによるフレスコ画、 “聖母マリアに召命される聖イルデフォンソ”です(17世紀) 正面の壁に飾られているのはエル・グレコの傑作“聖衣剥奪”です 十字架に架けられる直前のイエスキリストを描いたもの イエスの隣に立つ鎧姿の男性はエル・グレコの自画像だと言われています 続いて、宝物館へ “聖体顕示台” 高さ2.5米、重さ200キロで、金、銀、宝石がちりばめられています ドイツ人の制作者が7年半の歳月を費やしたとか 他にも金銀財宝、豪華なお宝がたくさんありました(@_@) 宗教って富と権力の象徴みたいなもんだね~ いやぁ、ホント見応えありましたトレドの大聖堂! カテドラルの見学を終え、もう一ヶ所 エル・グレコの絵画で有名なサント・トメ教会へ ここには、エル・グレコの最高傑作ともいえる「オルガス伯爵の埋葬」が飾られています (撮影禁止) この教会を訪れる観光客の99%が、この絵の鑑賞が目的で 教会自体に用のある人はほとんどいません(^_^;)アララ・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.31 11:52:39
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