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カテゴリ:美術館・博物館で観た!!!
事前の情報としては『開館から2時間ほどは空いている』ということでした。
だからがんばって行きましたよ、10時頃。f(^ ^;) 今回は『音声ガイド』を借りてみました。 ……説明は少し不足していると感じました。ついでに褒めちぎるセリフが白々しい。 でもまぁ、あっても悪くはないか。 ただし混んでる時には立ち止まってしまう原因なので、迷惑になるかも……??? 作品は81点。 ゆっくり観て2時間ほどかかりました。 最初に見て驚いたのはその色彩の鮮やかさ、美しさでした。 (修復作業を施して汚れを落としてあったんでしょうか?) スペインの気候やお国柄も反映しているんでしょうね。 『宗教画』が主だと聞いていたのでダークなイメージだったのですが、 中心になる人物はまさしく光り輝いている、という表現がぴったりのものが多くありました。 『宮廷画家』であった《ベラスケス》の作品ほか、国王や貴族の保護を受けて描かれた作品達は、やはり堂々として立派です。 が、色々と苦労もあるんだろうなぁと考えたりもしました。 (偉い人の顔って、何割か美形に描かなきゃまずいんじゃぁ???) しかし、その技術力はピカソなど後世の画家にも多くの影響を与えたようです。 『フランダースの犬』で有名な《ルーベンス》。 ……私はあまり好きじゃないんですが、さすが巨匠であることは納得。 個人的には《ゴヤ》や《グレコ》、《ボッシュ》の作品が好きです。 《ゴヤ》は暗いテーマが多いですが、神話を題材にした作品が好み。 今回は初期のものが来ていたのかな? 知っている作品ではなかった。 《グレコ》は『グレコ・サイン』や『上目使いの表情』など特徴が強いのはやはり、 ご本人が相当『俺様』な性格だったせいもあるらしい。 《ボッシュ》の作品は『寓話・物語性』『シュールな感じ』が楽しいし。 それから『ボデゴン』と呼ばれる静物画も特徴があって面白かった。 果物が鮮やかでしかも美味しそうだったなぁ……♪ スペインの歴史的背景や美術史における各画家達が及ぼした影響や重要性など、 あれこれ学んで論じるというのも良いことだとは思いますが、 私程度の知識や感覚で観ても十分楽しめます。 お土産には『ポルポロ』という焼き粉菓子を買いました。 これ、舌の上に乗せて名前を3回唱えると幸せが訪れる、とか。 700円で5個しか入っていない割には、すごく素朴な味のお菓子でした、よ。 あ、でも缶が残るからいいかも。 本来はスペインに行かなければ観る事のできない作品の数々。 そりゃ、御本家に行ってみたいのは山々ですが、 行って損はありませんでした~!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.14 21:29:34
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