ＭＩＮＴ　ＲＯＯＭ　

飯田橋のハローワーク。
職員がワイシャツの袖を腕まくり。
厚着して、外から来た者に取っては、コートを脱いでもまだ暑い。
行くと必ず気分が悪くなる。
加えて、ここの職員には仕事を紹介する気の無い“天下り？”みたいなおっさんも居る。

そして、ここから来たのは“お仕事セミナー”の通知だけ。
『履歴書の書き方を教えたり、服装や態度を正して差し上げます。
あなたは就職活動をしたことと見做され、失業認定に役立ちます。
それであなたが就職すれば、セミナーのお手柄となります。
ただし、職業斡旋はしてはいけないことになっているので、ハローワーク等の機関その他を御利用下さい』

……え～、この“仕事センター”の仕事、ちょっといい会社に長めに勤めていてリストラされた人がハローワークで斡旋される率が高い模様。
去年そう言う人と趣味（美術鑑賞）絡みで偶然知り合いになっちゃったんだけど、『会社を辞めた、次の職のために色々模索中』と言ったら、頼んでも無いのに学校の紹介をしてやろうかとか（ハローワーク絡みの学校なので授業料等無料だが、まるで見当違いの学校リストをベラベラと……今更宅建の資格を取ってどうしろって？　誰が不動産会社に勤めたいって言った？）、失業中なのに遊びに行きましょうとか、上から目線の御親切様を断るのに大変でした。
この仕事をするにも資格が必要で、学校などに行ったりステップアップするのに試験が必要なんだそうですが。
で、なんで色々言って来るのかと思ったら、それが本人の仕事の点数やキャリアになるってことだったからみたいです。

我々の失業保険や厚生年金はこんな無駄使いされてる訳だ……暗澹たる思いになりましたな。
一部の人間のみ救済する職業斡旋。
職安ではこんなこともして居りますよと言う、世間様へのパフォーマンス。
当然“お仕事センター”として事務所を設えるんでしょう？
そこの上層部にはどんな所からの“天下り様”を配したんでしょうか？

これ、各自治体に増えている施設ですが、フザケルな、こんなもん作る位なら貰える保険料増やせ、と言いたいです。