Mishizawaメイン（ブログ版）

レストア作業、今回はキャブレターOHキットを手に入れてみました。

某オークションで手に入れたC100カブ用のキャブレーターオーバーホールキット。
海外製で社外品ですが、絶版車をレストアする者にとっては心強い味方です。


今回OHを行うキャブです。ダウンドラフトタイプのキャブは今でこそ珍しいですが、C100カブ登場当時でも特別なものだったようです。


KEYSTER社？製のOHキット。箱の外観です。型番はKH-0001
適合車種はHONDA C100 C102 CD105のようですが、CD105のセルなしバージョンC105が入っていないのが気になります。
ほとんど同じ車両なのですが、C105だけセッティングが異なるのでしょうか？


内容の説明が書いてあります。どの部品が何個梱包されているかが表になっています。


内容です。ジェット類やパッキン類が見えますが、袋に入っている状態ではあまり良くわかりません。


そこで、並べてみることにしました。


写真上段がキャブレターOHキットの内容、下がキャブに付いていた旧部品です。
左端のパッキン類は、旧部品が再利用できたため今回は使用しませんでした。


ジェット類です。上が新品、下がもともと付いていた旧品です。
左からスロージェット、スロットルストップスクリュー、エアスクリュー、メインジェット、その右側が、今回のOHキットに含まれていないニードルジェットホルダーで、再利用決定です。



フロート室関係の部品です。左がOHキットの新品、右側が旧部品。
旧部品には真鍮製フロートとフィルターカップが映っています。
OHキット内には、フロート等の大物部品は入っていないので再利用します。

下の棒のような部品はフロートバルブで、フロートの中央を串刺しにします。
燃料のオーバーホールのトラブル対策には重要な部品です。


パッキン、リング類です。
パッキンとジェット類の間にある針が、ジェットニードル。その左側に固定用部品が並んでいます。

余談ですが、前輪のタイヤを交換しました。ミシュランのM35です。



後輪はリム交換、スポーク張り直し後に交換予定です。


つづきはまた今度。