テーマ:バスの話し(83)
カテゴリ:バス
先日、「バスホビーガイド Vol.4」に私Mishizawaの作品が載ったという話を書きましたが、今回掲載された模型は、トミーテックから発売された「ザ・バスコレクション」のいすゞキュービックバスを改造した都営バスと名古屋市営バスでした。
実は、その他にも色々と製作したいキュービックバスがあります。 その1台が、札幌市営バス。 札幌市営バス、いすゞキュービック P-LV214N、1984年(昭和59年)式。 札幌市営バスが廃止される前の新川営業所に留置されていた廃車体です。 この車両の特徴 ・いすゞキュービックLVシリーズの最初期車。 ・ホイールベースが5500mmの長い車体。迫力がある。 ・非冷房車で屋上ベンチレーターが古めかしい。 ・メッキされたバンパーは、1987年式までの札幌市営のキュービックの特徴。 ・札幌市営のキュービックは後の年式では合わせワイパーが採用されているが、この年式はキュービック標準のケンカワイパーを採用。 ・リアテールランプ周りがブラックアウトされている。 私は学生時代の6年間を札幌で過ごした事もあり、札幌市営バスは良く見ていたと思う。 その中でも謎の多いキュービックバスの仕様変更。 1986年導入の車両からワイパーの仕様が変更され、テールランプ周りのブラックアウトは省略された。 1987年導入車はワイパーの向きが揃えられ、ベンチレーターが角形化。 1989年導入車はバンパーが黒色に変更され、冷房が屋上に付いた。 その他、リアのエンジン空気取り入れ口が屋上ダクトによる古典的な方式の車両もあったと思う。 その後の1994年以降の新塗装車はあまり見ていないので不明。 以上、すべて記憶で書いているので、間違いがあるかもしれません。 さて、これをバスコレで再現するにはどうすれば良いか、案を出してみます。 ベースとなる車両。 バスコレ第11弾のいすゞキュービック国際興業バス。 この車両の仕様が最も近い形態になると思います。 初期車で前中引戸、サッシ窓の仕様が共通しています。 ただし、実車でホイールベースが4650mmの短尺車で車体長が短く、そのまま塗装変更して作ることができません。 そこで、切り継ぎをして車体の延長を行う必要があります。 切り継ぎは側面の窓1個分延ばします。 前の部分は同じバスコレ第11弾の大阪市交通局から持ってきましょう。 前から3番目の窓の直後までを大阪市交通局から流用、中扉の戸袋窓の前までを国際興業バスから持ってくればどうでしょう。 ここまで書きましたが、実際に作る予定はありません。あしからず。 ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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