テーマ:模型鐵道(693)
カテゴリ:ジオラマ全般
Nゲージサイズの光る街灯の製作、今回はこばるのキットを流用した駐車場灯の製作。
真鍮パイプにチップLEDを付けて自作した2タイプの前作は、灯器シェードの表現や遮光の面で色々と課題がありました。 これについては、こばるの道路照明灯キットを入手し、解決のメドが立ちました。 そして、同社がリリースしている0.1mmのポリウレタン銅線を入手できたため、製作可能な街灯タイプが広がります。 110314-02 posted by (C)Mishizawaメイン 極細のポリウレタン銅線です。色が2種類あるため、プラスとマイナスの区別ができます。 という訳で今回は道路照明灯よりちょっと小振りな、駐車場等に良く見かける照明灯を製作しました。 110314-05 posted by (C)Mishizawaメイン 0.1mmのポリウレタン銅線を、外径0.6mm、内径0.2mmの真鍮パイプに通す試験です。 物理的には2本通るはずですが、真鍮パイプを切断した時のバリや、ポリウレタン銅線の曲がりによる抵抗があり、1本を通すのがやっとでした。 110314-06 posted by (C)Mishizawaメイン 今回製作する街路灯のポール部分は、3種類の真鍮パイプを使用しています。 外径1.0mm、内径0.6mmのパイプをメインに、根元となる部分に外径1.4mm、内径1.0mmを、先の部分に外径0.6mm、内径0.2mmのパイプをハンダ付けします。 これに0.1mmのポリウレタン銅線を通します。 110314-09 posted by (C)Mishizawaメイン チップLEDは1608サイズ、カソード側(マイナス)をポールの先に直接ハンダ付けし、アノード側(プラス)に先ほど通したポリウレタン銅線をハンダ付けします。 110314-07 posted by (C)Mishizawaメイン 灯器のシェード部分は、先日入手したこばるの道路照明灯キットのシェード部分を流用します。 ポールが入る部分は、左右のパーツを仮組みしてから0.6mmのドリルで穴径を拡大しました。 110315-14 posted by (C)Mishizawaメイン ポールの先端の0.6mm径の部分のみを曲げます。 シェードの内部を黒く塗り(今回はガンダムマーカーで手を抜きました)、チップLEDを収めるように接着。 さらに全体をシルバーで塗装し、それらしく見えるようになりました。 サイズは実物に換算するとポール直線部分が高さ4.5m、そこから上が曲線になり、約1.5m張り出したタイプになりました。 ちなみに実物では、ポールの直線部分は汎用の段付きポールを使用し、その上に曲線の細いポールと灯器部分を付けるようになっており、汎用ポールと曲線部分+灯器部分を別メーカーのもので組み合わせることもできるようです。 110315-10 posted by (C)Mishizawaメイン 点灯試験。この写真では、今回製作した街灯以外の光源は使用していません。 9Vで点灯させており、かなり明るいです。実物だったらこの下で本が読めるはず。 道路わきよりは工場構内や駐車場、団地の一角なんかにあっても似合うかも。 ところで、バックの団地模型、気になりませんか? こちらについてはまた今度。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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