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神坂俊一郎

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Feb 9, 2011
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テーマ:教育について(9)
カテゴリ:世界の中の日本
今日の大阪は、昨夜来の雨も上がって曇り時々晴れの天候でしたが、午後から北風で寒い一日でした。

さて、変な表題になりましたが、私、いろいろな国の人と付き合った経験から言えば、日本人は世界一真面目だと断言できます。
例えば、車も人もいない交差点で信号を真面目に守るのは、世界でも日本人とドイツ人だけだと言われていますが、理由が違います。
日本は、規則だから、それが常識だから守ると言うのが大方の理由だと思いますが、ドイツの場合、規則や常識だから守るのではなく、相互監視社会で、誰かが見ているかも知れないから守る、が大きな理由なのです。
ドイツ人、とにかく警察に通報するのが好きで、ある面昔の日本の村社会のようなところがあるわけです。

また、大相撲の八百長問題ですが、あれ、恐らく世界中で問題にするのは日本だけでしょう。
そもそも、大相撲は法で規定された競技ではなく、公営ギャンブルと違って、賭けの対象ではありませんから、刑法の賭博罪の例外扱いのための特別法もなく、八百長を禁じている法はないのです。
法的に見れば、力士たちの野球賭博の方が重罪なのです。
そもそも、勝負ごとに八百長がないと盲信しているのは、世界中で日本人だけだと思います。

私は競馬の関係者なのですが、海外の関係者に聞いてみると、勝負には多かれ少なかれ作戦がつきもので、そもそも、全レースに勝とうと思って出走させる馬主はいないといいます。(大変な名馬なら、ありえますが。)
ですから、馬券を買うファン自身、全能力を発揮させる勝負は、理想であっても現実ではない、つまりは、多かれ少なかれ八百長のようなことはあると理解しているのです。

騎手に聞いても、うまい騎手の条件は、90%以下の能力で勝てるように乗ることであり、100%の能力を発揮させて勝つ騎手は、逆に下手なのです。
実際に経験したことなのですが、私が某国の某競馬場を訪問した時、現在日本でも活躍している超大物外国人騎手が、「おお、今日は日本人の競馬関係者が見に来ているんだ。じゃあ、今度日本で乗せてもらうために、今日の重賞はちょっと無理しても勝っておくか。」と、人気薄の馬で、見事に勝って見せてくれたのです。
当時の私は、案内してくれた女性から、「今日は、あなたたち日本人関係者が見ているから、彼勝つわよ。」と教えてもらったものの、半信半疑でしたから、馬券は買いませんでした。(買ったら大分儲かったのだが。)
ですから、通常のレースでは80%ぐらいの力での腹の探り合いで勝負が決するのが、正しい?競馬なわけです。
ただし、おおっぴらに八百長をやって、儲けたり儲けさせたりしたことが発覚したら、日本同様厳罰に処せられます。
しかし、凱旋門賞の優勝ジョッキーにもなり、世界的に有名な、日本でも騎乗したことがある某騎手が、調教師や関係者と共謀して、自分が騎乗した馬が負けることで儲かるように仕組んだ事件がありました。(ベッティング・エクスチェンジという、負ける方に賭けることができるギャンブルがあるのです。)
当該国の裁決は、八百長レースだと主張したのですが、裁判では故意に負けたとは実証できないとの理由で灰色決着に終わり、彼、今でも騎乗しています。
競馬だけでなく、海外では勝負事は多分にいい加減なものだとの認識もあるわけです。
馬券は売っていますが、海外では、競馬はギャンブルとはみなされていない面もあるのです。
競馬は、貴族が持ち馬を持ち寄って走らせて、それに賭けていたのが発祥で、馬券自体が後世のつけたしですから、王侯貴族のスポーツではあっても、ギャンブルではないわけです。

では、ギャンブルの代表は何かと聞けば、トト・カルチョ(サッカーくじ)だとの答えが一般的です。
ですから、サッカーにこそ、八百長がつきもので、イギリスのプレミアリーグにしても、ドイツのブンデスリーガにしても、世界中のサッカーリーグで、過去、八百長事件の無かったリーグはないと言っても過言ではありません。
こちらも当然、八百長が発覚すれば、ちゃんと罰せられます。
私がサッカーをやっていた高校生の時に、ブンデスリーガで八百長が発覚し、私が素晴らしい選手だと買っていた当時のドイツ代表選手を含む多数の選手が追放処分になったことが印象に残っています。
近年増えてきた日本人選手が、不祥事に巻き込まれないことを祈ります。

でも私は、日本人のそんな真面目さは、大変な美徳でもあると思っています。
品質の点で、今やジャパン・アズ・ナンバーワンであり、ドバイの首脳が、東大阪市ごとドバイに誘致しようとしたのも、高品質の製造業を自国のものとし、誇りとしたかったからなのです。

片や、中国は世界の工場と呼ばれていますが、笑い話になりそうな実話で、中国人自身は、自国の製品や食料を買いたがりません。
餃子や粉ミルクで大問題になりましたが、そもそも自国の製品自体、品質が悪い、安全ではないとの認識があるのです。
店や屋台で食事をしたら、食中毒になっても不思議はないとの認識もあるのです。
ですから、日本行の買い出しツアーが繁盛するわけです。

私の息子、自分が任されている店で中国人を雇っているのですが、日本製のものをプレゼントすると大変喜ぶが、中国製のものはいらないと断るから極端だと苦笑していました。
ただ、外国人労働者が働かないというのは嘘で、息子が言うには、彼らは日本人とは違う文化と常識を持っているから、最初に仕事の手順とともに、何故そうしなくてはならないかをちゃんと説明することが必要で、その理由さえ理解させれば、日本人よりもむしろ熱心に働いてくれるとのことでした。

製造業の根本で、日本は、不良品率0%を最初から目標にします。
ところが、外国人は、不良品率何%かを、最初から設定して製造するのですから、その意識の差がわかります。
同様の問題を起こしながらも、リコールしたトヨタが叩かれ、リコールしなかったGMやフォードが叩かれなかった理由は、トヨタに対する信頼度が高すぎた裏返しでもあるのです。
ですから、日本は本当に素晴らしい国であり、日本人は優秀であると誇りに思うことです。

そんな日本ですが、教師の一部が、国旗や国歌を軽んじるという、八百長どころではなく世界のどの国でも非国民と厳しく非難されるべき行為を、平然と冒しているのが残念です。
自分の国である日本に誇りを持たせるためにも、国旗や国歌を尊重する世界の常識を教えなくてはならないのが教師の義務であるはずなのにです。
問題となった教職員組合は、方針を早急に改めることを望みます。

画像は、凱旋門賞が行われる貴族の競馬場?ロンシャンです。






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Last updated  Feb 10, 2011 06:20:50 PM
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