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ロシアのSWIFT排除で合意、米欧が追加制裁 - 記事詳細|Infoseekニュース [ワシントン/ブリュッセル26日ロイター]-米国、英国、欧州、カナダは26日、ロシアを国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意した。ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの新たな制裁措置の一環。共同声明によると、制裁にはロシア中央銀行の外貨準備に関する規制も… 対ロシア制裁として、SWIFTからロシアの銀行の一部を除外する方針が伝えられたが、今後の展開を想定するに、いくつか今のうちに考えておくべきことがある。 ロシアに何をさせるための制裁か まず、最初に考えておかなければ行けないのは、ロシアに何をさせるための制裁かと言うことだ。 例えば、世の中の人の多くは、ロシアに「停戦」を求めるための「制裁」と考えていないだろうか。 しかし、私は制裁がなくとも、1-2週間でロシアは停戦するものと考えている。 もしかしたら軍隊の引き揚げさえ行うかもしれない。 もし、私の想定通りのシナリオをプーチンが思い描いているなら、「停戦」要求は全く意味をなさず、むしろ相手の思うツボにはまってしまう可能性すらある。 考え得るプーチンの停戦シナリオ 今回のロシアによるウクライナ侵攻に関して、あまりに展開が早いことに驚かないだろうか。 ロシア系住民の独立宣言を即時承認した流れを見ても、事前準備の周到さに恐れ入る。 そこで、このあと1週間程度の内にロシアは目的を達成して停戦し、軍隊を引き揚げる可能性を考えている。 ”目的” とは、「反ロシア政府を無力化すること」だ。 要するに、現在の反ロシア政府、勢力の力を削ぎ、その後に親ロシア系の政府を立てられる道筋さえ付けられれば、ロシアとしては目的が達成されるのだ。 今回、ロシアは「領土的な野心はない」と言っている。 それはつまり、領土としてロシアに組み入れずとも、親ロシア政権が誕生すればそれで十分だとプーチンが考えているからに違いない。 ”運悪く” ウクライナ大統領を殺してしまう と言うのがロシア側の目指す、最高のシナリオではないだろうか。 「大統領の所在を知らないまま攻撃したら ”運悪く” 死んでしまった」 と言って、責任逃れをするのだ。 そして、反ロシア派を一掃し、親ロシア派を後押ししておけば、悠々とロシアに戻れる。 そのために必要なのは長くても一週間から二週間ではないだろうか。 ロシア制裁が効果を上げる前に「停戦」したら 制裁が発動されて効果が表れる前に、ロシアが目的を達成して停戦してしまうと「要求」が宙に浮いてしまいかねない。 なので「停戦」を要求するだけでは不十分だと考えている。 「お前たちの言うように停戦したのに、なぜ制裁を行うのだ」とロシアは開き直るに決まっているからだ。 制裁に際して要求するのは、「即時停戦」「すべて侵攻前の状態に戻す」と言う内容でなければ意味をなさない。 仮に、ウクライナの要人が殺害される事態となれば、元に戻すこと自体が不可能となる。 西側はそこまで行ってしまったときのことも考えて、対抗策を練る必要がある。 ロシアも中国もしたたかである 間違いなくロシアも中国もしたたかな国であり、交わした約束など一顧だにしないところがある。 そのなかで、以下に実効性のある交渉条件を事前に考えておけるかが、今の時点で一番大事なところだ。 とうぜん、今後どのような制裁を追加できるかも考えておく必要があるが、「停戦」と言う急展開も想定した対応策を練っておく必要がある。 岸田さんにそこまでの考えがあるのかどうか、見ものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.27 22:18:12
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