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EU首脳会議 ウクライナ加盟、見送りへ - 記事詳細|Infoseekニュース 【パリ=三井美奈】欧州連合(EU)は10日、パリ郊外ベルサイユで非公式首脳会議を開き、ウクライナの加盟申請への対応を協議した。東欧諸国は早期加盟交渉入りを求めたが、オランダやフランスが難色を示し、見送りが濃厚になった。バルト3国のひとつ、リトアニアのナウセダ大統領は会議を前に、「ウクライナの将来の加… アメリカもEUもウクライナ支援を否定するのか アメリカはポーランドの提案による戦闘機の譲渡を否定し、EUはウクライナの加盟を否定(先送り)した。 先にNATOはウクライナの上空を飛行禁止区域に設定することを拒否した。 いずれの対応も、ウクライナのゼレンスキーには絶望を与えたに違いない。 それぞれの立場による事情がある 確かに、それぞれの立場で直接の交戦の危険を冒したくないという事情がある。 しかし、それではロシアに屈服したことと変わらない。 暴力やいじめを見なかったことにしているのと変わらない。 旭川いじめ自殺の件との共通点 ことの大きさは違うのかもしれないが、人間の本質が変わらないと言うのはこう言うことだろうか。 いじめられていた少女とウクライナの問題を同じ視点で考えることに異議のある人もいるかもしれないが、私が言いたいのは、人間の本質と言う点において同じ状況にあると言うことだ。 この二つのできごとの共通点は、「助けてもらえると思っていた相手に否定されたこと」にある。 最初から無視され続けるよりももっと悪い。 確か、おぼれている人を救助しようとして、手を差し伸べた後に溺れさせてしまった場合には、助けようとした人にも責任が発生すると聞いたことがある。 旭川の教師も、欧米諸国ももっとやりようがなかったのだろうか。 現実的な対応 昔から私もいろいろな相談を受けてきた。 私の手に余ることも多く、何ひとつできなかったこともある。 この二つのできごとほどに深刻な立場ではなかったのだが、それでもその経験から、もう少しできることがあったのではないかと考えている。 仮に、当面様子を見るとして先送りするにしても、何かしら行動のための条件を提示することで「希望」の芽を完全に摘んでしまうことを避けることは可能だ。 追い詰められた人間の希望を摘んでしまってはいけない。 「窮鼠猫を噛む」と言うことわざもあるくらいだ。 絶望の結果、正常な判断ができなくなることは少なくない。 おかしく感じる人がいるかもしれないが、ロシア・プーチン大統領に対しても、追い詰めすぎてはいけない。 いずれの場合も話し合いの余地は残しておく必要がある。 ・・・ここまで言っておいてなんだが なぜかロシアが「停戦交渉」を続けようとしているのもおかしく感じないだろうか。 ロシアとしても完全にウクライナを力で押しつぶして、非難を受けることは避けたいと考えているか、力を浪費することを恐れているのかわからないが、このまま長引かせることは望んでいないようだ。 もしかしたら、ウクライナをめぐる問題では、欧米もロシアも敗者になりつつあるのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.03.11 13:36:58
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