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テーマ:洋楽(3287)
カテゴリ:外国語詞和訳
1962年。ハリウッドにあるフィル・スペクターのスタジオでアシスタントを務める 27歳のソニー・ボノ(Sonny Bono)は ネイティブ・アメリカンの血を引く16歳の美少女、Cherilyn Sarkisian に出逢い 2人は恋に落ち、結婚。 通称シェール(Cher)はソニーのツテで スペクターがプロデュースする楽曲のバック・コーラスをつとめます。 64年にいくつかの名義で曲を出しますが、ぱっとせず 65年に改めて<Sonny & Cher>として再デビュー シングル「Baby Don't Go」(8位)「I Got You Babe」(1位) アルバム『Look At Us』(2位)の大ヒットで一躍スターとなります。 「The Beat Goes On」は1967年のヒット曲(6位)。 同年のアルバム『In Case You're in Love』に収録。 視聴(米アマゾン) http://www.amazon.com/Case-Youre-Love-Sonny-Cher/dp/B0000064YZ/ 歌詞の和訳 http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3019#beatgoeson 結果的にこの曲が60年代における最後のトップ10・ヒットとなります。 60年代末になると、時代の風潮に合わなくなり 人気は低迷します。 起死回生となったのはテレビ出演。 コメディータッチの音楽バラエティー番組 『ソニーとシェールのコメディーアワー』が1971年に開始。 背が低く(かかとの高い靴をはく)愛嬌のあるソニーと 5cm長身でエキゾチックな美女のシェール この2人の対照的なキャラクターが受け、いわゆるお茶の間の人気者になります。 レコード・セールスも回復。 しかし、残念ながら1975年に離婚し、それに伴い番組は終了。 2人は別々の道を歩み始めます。 シェールは歌手(グラミー受賞)・女優(ゴールデングローブ・カンヌ・オスカー受賞)として 大輪の花を咲かせます。 一方のソニーはレストラン経営で芽生えた問題意識から政治家に転身。 カリフォルニア州パームスプリング(砂漠のオアシスにあるリゾート地)の市長(1988年-92年) そして連邦下院議員(1995年-)となります。 下院議員在職中の98年1月、休暇中のスキー事故により死去。 共同提案者のひとりとして名を連ねていた <ミッキーマウス保護法>として議論を呼んだ著作権延長法は 彼を追悼して 「Sonny Bono Copyright Term Extension Act」という通称で同年、成立。 葬儀では「The Beat Goes On」が歌われ 墓碑にはその一節「AND THE BEAT GOES ON」が刻まれています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/07/06 06:02:44 AM
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