いわゆる「仮想通貨」は、「モノ」なのか?
政府は、「ビットコイン」のトラブルを受けて、正式見解を、「ビットコイン」は、物品に相当するとしている。実体がないのに、物品とはこれ如何に?との感もないではないが...妥当な見解であると、藻緯羅は考える。 ”ビットコイン”=”画像ファイル”と、考えれば判りやすい。取引所は、その”画像ファイル”を売買するサイトである。”画像ファイル”は、巧妙に暗号化されているので、そのファイルを実際に見たり、作成するには、特殊な能力が必要であり、不可能に近い。しかし、能力があれば無から作ることが可能である。このことを、「ビットコイン」の世界では、「採掘」と称している。金鉱を採掘するように、価値を産み出すからであろう。「ビットコイン」に代表される「仮想通貨」と、SuicaやEdyのような電子マネーは、全く別物である。また、楽天ポイントのような「ポイント」も、別物である。この三者の共通点は、ただ一つ、インターネット上で価値を行使できる!ただ、その一点だけである。安全性も法的根拠も、全く異なるのである。[補足]”画像ファイル”より、ピッタリの言葉があるのだが、楽天では”使用禁止用語”で、書き込めなかった。