ヨーロッパの東のほう

今日は快晴で－１０℃でした。晴れた空と日に照らされた雪とで外はキラキラしています。

今年は寒冬なのだそう。

この国もこれからもっと寒くなる予報が出てます。
なので去年は一度も使わなかったダウンのコートを早速引っ張り出しました。


でもいいのよね、冬って本来寒いものだから。


これまでの暖冬のせいで北極クマが絶滅の危機にさらされるんだし。
っていきなりクマの話になりますが．．．。


北極の氷面積が少ないと春に生まれてくるコグマの餌が全く取れなくて飢え死にしてしまうのです。親クマだってそうです。

親子で空腹のまま餌を探して歩きに歩いて、最後には力尽きて倒れてしまうんです。

小さな子グマがお腹すかせたまま倒れてしまうのを見るのは母クマにはたまらないでしょうね．．．。


と、HNKのドキュメンタリーでやってるのを見て思いました。


たまには冬も寒くないとかわいそう。
暖冬のせいで困ってる生き物は他にもいるでしょうし。


それに人間は冬がちょっとくらい寒くてもどうにかなるのよね。

暖かいコートも半額で売ってあるし、グルメな食品もあふれてるし。

これくらいの寒さガマンしなくちゃね。





昨年の大きな「変化」のもうひとつは、もちろんボーリャのこと。

この年になって大恋愛なんて、考えてもなかったです。
何と言っても、ものすご～く幸せです。


ボーリャこそ私とはバランスがぴったり合っていると思います。

結局はそれで夫とのバランスのズレが明らかになったのだし．．．。




ボーリャにはいろいろ学ばされます。

欠点をきちんと指摘してくれるし、改善するようヘルプしてくれます。
何も複雑なことではなくちょっとしたアドバイスしてくれるだけなのですが、私はそれで充分心が落ち着きます。

彼とは何というか、これまで生きてきた境遇がとても似ているところがあるので何につけても共感できるんです。

波長が合っているのでしょうね。
だから彼のアドバイスはすんなり受け入れられます。
そういうところ心地いいです。


ボーリャの私に対する思いも同じようです。
信頼してもらえてるなあ、って分るので嬉しいです。



バランスが取れてる、と思える人に信頼してもらえるとなんだかやる気もでます。
相手のために力になりたい、って無理しない程度に思えてくるんです。

だって相手も対等にそれに答えてくれるから、こちらも力になってもらえるので。


それがバランス取れてない相手だと、ストレス感じながら無理して力にならないといけないので、それはそれはくたびれます。

だってこちらが力になってあげても、それに匹敵する力なり愛情なりをもらえないですから。
無力感しか残りません。



いまでも度々思うのだけど、ボーリャと出会えて本当によかった。
ボーリャが私の一部になった運命に感謝です。


でもボーリャと出会えることになったこの運命って、
夫と結婚してこの国に来た、というのも実はちゃんと含まれてるんです。


つまり、

夫と結婚してなければ、ボーリャとは出会えなかったに違いないんです。


だから、夫にも感謝しなくちゃね、ある程度。



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