|
テーマ:運命の出会いって!?(266)
カテゴリ:東欧☆じぶん研究
オバマ氏が就任しました。多くの人にとって感動的なことですね。 これまで大統領選挙に目もくれたことのなかった人たちが、生まれて始めて選挙にまじめに参加して、 開票日にはテレビに釘付けになった...、 これだけでもすごい事です。 このところ、これだけポジティブな影響力を持っている人物はいなかったので喜ぶべきことだと思います。 ブッシュとかだと多くの人に絶望感を与えるのですが、オバマ氏は実に好感の持てる人物です。 今の時点ですでに多くの人々に希望を与えていると思います。 彼のような人が突然現われると「アメリカも捨てたものではないなあ」って思いますね。 アメリカに限らず、世界中が注目しているのですから、 世界も捨てたものではないですね。 アメリカの黒人といえば...、 私もアメリカに住んでいたので彼らの歴史も本などで読んだし、たくさんの黒人の人たちと交流がありました。 そう言えば、スタバでアルバイトしていたとき黒人ばかりと一緒に仕事したことがあります。 あちらでは、自分が働いている店舗以外のお店でも気が向いたときに働いていいシステムだったのですが、 それを利用して一度、黒人ばかりが住んでいる地域のスタバで働いてみたのです。 そこの店舗は黒人向けにジャズを意識してあり、設置してある小さなステージでは週末の夜にはジャズバンドの生演奏もありました。 ジャズを聴きながらコーヒーが飲めるわけです。いい雰囲気でした。 お店の店員はみんな黒人。お客さんもほとんどが黒人です。 私がそこに立つとかなり異様な感じだったでしょう。 「何だこの東洋人は?」って感じで 実際お客さんが皆、「あんた誰?」って聞いてきました。 因みに面白いのが、店員みんなの話す言葉です。 英語なんだけど、私の聞いたことのない単語なども飛び交うんです。 ブラック・イングリッシュと言って、彼らだけの言葉です。 黒人以外の人たちがマネをして話すと、彼らを差別することになりかねない語も混じっています。 だからこちらが話すときは標準的な英語を使うのが普通です。 因みに、アメリカの黒人はほぼ100%がいくらか白人の血が入っています。 どんなに皮膚の黒い人でもです(アフリカから移住してきたばかりの人は例外でしょうけど)。 DNA検査を受ければすぐに分るのですが、大抵の人がものすごくショックを受けるのだそう。 自分は100%黒人だと信じているからですね。 黒人であることに誇りを持っている人が多いです。 もちろんそうでない人もたまにはいますが。 この国に来てすぐの頃、語学学校で出会った黒人の女の子がそうでした。 NY出身のその子、自分が黒人であることにすご~くコンプレックスを持ってました。 特に白人だらけのこの国にいるとそうなってしまうのかもしれません(←この国、100%近くが白人)。 結構肌の黒い子で、白人と結婚して肌の黒くない子供を生みたいと望んでいる様でした。 白人だらけのこの国に来たのも、そんなところを計算していたからなのかもしれません。 って人のこと言えないかな? 私も結局は青い目のソウルメイトを探して生きてきましたから...。 小さい頃からロシアに興味のあった私ですが、 この国には全く興味を持ってませんでした。不思議なくらい。 ロシアのことはずい分知っていたし憧れていたのですが、この国の存在はずい分後になるまで知りませんでした。 ようやく知ったのが高校のとき。 海外文通にハマっていた頃、この国のペンパルがいました。 女の子が2人、男の子1人。 計3人も! 私が何かのペンパル雑誌に名前を出したところ、あちらから文通希望してきたと思います。 なので文通しました。 この国の人はみんな日本に好意を持っているので、当時日本人と文通していた人は多かったと思います。 で、女の子2人は私との文通を喜んでいて普通に手紙が届きました。 でも男の子(私と同い年)はもっとすごかったです。 手紙も写真もグリーティングカードもすごく頻繁に送ってくるのです。 私を気に入ってくれている様でした。明らかに。 学校で同じように海外ペンパルのいる友達と写真を見せ合ったりしたのですが、 「絶対にあんたのことが好きよね。」と言われるくらいです。 でも...、 私は何も感じなかったです。この男の子に。 丁寧に手紙を書いてくれるので私もきちんと返事はしていましたが、これといった特別な感情は全く感じませんでした。 見かけが悪いとかではないです。 見かけははっきり言ってしっかりしていました。 背も高く金髪で青い目。 でもですね~、何か違うのです。 とにかく私のタイプではなかったのです。 私には目さえ青ければいいと言うわけではないのがここで分りますね。 その他の要素もピンとこなければいけないということです。 私じゃない別の誰かにはこのペンパルはものすごく素敵だったかもしれません。 でも私にはそうではなかったのです。 それに興味を感じないこの国の人でしたから、そこもピンと来なかった理由かもしれません。 以前書いた「トラベルチャート」でこの町が私に与える影響で見ても分るように、この国に来ることは私にとってただならぬものであったのは確かです。 どうただならないのかは、ボーリャと出会った事でも分ります。 思うに、この国は私にとって憧れのロシアに近づくための一歩(つまり媒体)以外の何でもないのかもしれません。 だってこの国に来てからも変わることなくず~っと「ロシア大好き」ですから、私。 ところで、 昨日の午前中はロシア映画の「運命の皮肉」(参考)を見ました。 ロマンチック・コメディー。去年ボーリャが送ってくれたDVD。 ソ連時代の古いもので、ロシアでは毎年大晦日の晩に見るのが伝統となっているものです。 30年以上も前ので古いのだけど、話は面白いし、女優は綺麗だし、挿入歌も素敵なので今でも充分楽しめるものです。 この映画、見ていて再度ため息が出ました。 始めて見たのは大学のロシア語のクラスで。10年前です。 その時にも「はあ~」ってため息出てこの映画が気に入ったのですが...、 何がため息かと言うと、俳優が素敵なのです。 今回改めて見て気付きました。 ボーリャと似てる...。 雰囲気もなのだけど、声も似ています。 どうりで10年前に見たときに、「素敵~」と思ったはずだわ...。 ロシアがやっぱり好きです。そしてボーリャも! ブログランキングに参加しています! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.21 10:39:10
コメント(0) | コメントを書く
[東欧☆じぶん研究] カテゴリの最新記事
|