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カテゴリ:M氏の像 相模原個展へむけて
ドアを開けた先には、小品が並んでいた。
抽象絵画。 がっちりしたマチエール。 と同時に、そのマチエールにさわやかさを感じた。 がっちりした厚塗りのマチエールに、さわやかさを感じることは あまりない。 不思議な絵だなぁ、と思ったのが第一印象だったと思う。 思い入れと温かみを根底に感じた。 そしてなにげなく、丁寧な手作り額に収まった小品の値段をみてびっくり。 「え、額込み5000円?」 一枚、とてもいいなぁ、と思った絵があったので、めったに人の作品を買わないわたしが とっさに「わたし、これ買います」と言っていた。 M氏は、その時、大きな作品を非売にし、(のちに、これらの大作はロシアへ渡った)小品は人に分けるような気持ちで値段をつけたという。 わたしは確かに、作品とともに、いろいろなものをいただいた。 わたしは、作品を「買った」のではなく、「分けていただけた」のだとのちに思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月07日 11時25分11秒
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