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身体・感覚とアート

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ゆぱさん

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2006年04月23日
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大学生時代に、哲学書の読破を試みたことがある。

よくわからなくても、とにかくアリストテレスからカントまで読んでみた。

その中で、私が社会へ出ても強い影響を与え続けたのが「ガンジー自伝」だった。

営業の仕事を始めたころ、「営業とは、社会とはこんなものだ」と先輩や上司から言われても、

「自分でどうしても納得いかない仕事はできない」と会社員らしからぬ信念を貫くために試行錯誤できたのはガンジーと出会ったからだった。

迷うたびに、よく思い出して読んだのは

「学生だったころ、わたしは、法律家という職業は嘘つき稼業だと聞いたことがあった。しかし、わたしは嘘をついてまで地位やお金を得ようと思っていなかったので、そんなことには影響などされなかった。(「ガンジー自伝」中央公論社)」

という文だった。

選択は一つではないのだ。

自分なりにどうできるか。

 迷うたびに、よくガンジーを振り返った。思想を作り上げた哲学者でなく、思想を実践(生きた)ひとであるゆえに、今でもガンジーは私の中で大きな位置を占めている。

政治家として生涯を終えたガンジーだが、同時に「こころ」の探求者でもあった。

大学のころ、本当にそんな風に生きた人がいたことが不思議だった。

今では、ガンジーが「自分が哲学を実践に落としたように、それぞれができる範囲でそれぞれの哲学を行動に落とせるように、自伝を参考にしてくれればうれしい」といっていることがよくわかる。

今でも、迷うたびに開く本の一冊は、ガンジーの自伝なのは変わりない。

 






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最終更新日  2006年04月24日 21時56分57秒
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