テーマ:歩いて愉しむ東京(946)
カテゴリ:下町
見番通りです。 ![]() 「見番」というのは芸者に口がかかった時の取次や玉代(ぎょくだい)の計算、芸者屋の取締りなどをする事務所のことです。ということで、この道を行くと、見番の「向嶋墨堤組合」(→→→こちら)があります。 ![]() 戦前には見番も複数あったそうですが、昭和61年(1986)にそれまでの芸妓屋組合・料亭組合・料理屋組合の三業に分かれていた組織を合体して「向嶋塁堤組合」として一本化されて現在に至っているそうです。 今のご時世、芸者さん呼んで料亭で宴会というのも流行らないですが、まだ花街としてここには生き残っているんですね。 ![]() 水商売ということでしょうか、龍神と刻まれた石碑が建物の前に建てられていました。 ![]() この提灯は、組合に所属している料亭のものですね。 ![]() こういう小さな社もあって、商売繁盛などを祈願しているのでしょうね。 ![]() 墨堤組合の並びにあり、交差点の角にある喫茶店。よくテレビのグルメ番組でも紹介されている喫茶店「カド」(→→→こちら) 生ジュースと手作りくるみパンのお店だそうです。 ![]() 昭和33年創業。手掛けたのは作家志賀直哉の弟で建築家の志賀直三ということで、昭和レトロ感が濃く漂っていますね。 ![]() (両国から向島を歩くコース) 【つづく】 ![]() 人気ブログランキング 両国~向島文学散歩(その12) 向嶋墨堤組合 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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