亀子の冬越し
被災した亀子を昨年引き取って初めての冬越し実家では玄関内で冬を越していたが 我が家にそのスペースはないネットで調べても 雪の多い北国では 外での冬越しは否定的それでも私はこれまでベランダでメダカの越冬をしてきたそのノウハウでなんとかするしかないという結論の元 冬を迎えた カメの冬眠 調べてみると水温が5度を下回ると寝てしまうらしい本亀は自然にあらがうことなく10月ころから食欲が落ち 冬眠へと準備を進めていたこちらもネットで色々調べ クヌギ・ブナ・桜などの落ち葉を入れると良いというので落ち葉を拾いに行き10日ほど水に入れてあく抜きそして 冬眠の為のおうちは いろいろ考えて野菜を入れていた発泡スチロールを準備し 周りはアルミの保温シートを巻き付け 場所はベランダの奥まったところに決めた煉瓦は水温を保つのに良いというので煉瓦のブロックも購入夏のおうちに比べると手狭になるが仕方ないいつ冬眠に入るかわからないので早めに入居してほしいが 気温も高いし 環境の変化に不信がって嫌がる初めての冬眠 勝手がわからず不安が先立つ冬眠直前までご飯を食べているとお腹の中で腐敗してしまうとか・・・とはいっても春までは長い 途中で空腹で目覚めてしまったら元も子もないその微妙なところがわからない10月ころから食欲が減り 11月になっても冬のおうちに入る気配はなかったが 12月になると こちらも気が気じゃなく 亀子に冬用のおうちに入ってもらった亀子の冬のおうちはこんな感じベランダの隅の一角 ココなら雪が降っても入り込まない外からの冷気も入り込まないように 何重にもガードしているこのバケツや発泡スチロールをどかすと段ボールで何重にも囲って 底にも段ボールおうちはアルミのシートを巻いているが 年末の寒波の後 気になって手を差し入れてみると氷が張っていた少しの氷なら張っても割れば大丈夫らしいが 今後の事を考えて 蓋の上からもアルミの保温シートをかぶせ フリースのブランケットも被せ さらにレインコートで覆った気温が氷点下10度を下回ったころは 蓋もビッチリ閉じた今シーズンもかなり冷え 氷点下15度の日々もあったが ここまでやったら中に氷を張ることもなく過ごせた2月を過ぎると雪の日はほとんどなく 3月になると気温の高い日も増えたカメにとって気温の寒暖差はタブーだけど ここは直射日光も当たらないので水温も変わらないとは言っても 3月も中旬になり 地元テレビで野生の子がカモと一緒に池で泳いでいたなんて話を耳にし 焦ってきた引っ張り出し様子を見る落ち葉がびっしりで 日陰に置いているので水は冷たい様子が分からないので 落ち葉を少し減らし手を入れると亀子がいた子供達も亀子を心配しているので写真を撮ってあげようと水面に出したら私はまだ眠いのに何すんのよというオーラを撒き散らして そそくさと潜って行ってしまったたぶん 冬と同じ環境で春が来ていることを知らないのかもしれない天気予報を見ても 氷点下になる事もないし日中は10度を超す日もある思い切っておうちを引っ張り出し 少し太陽が感じられる場所に置いて 保温の為に入れている落ち葉を更に減らして約半月先日 急に 発泡スチロールをこする音がした亀子が起きて なんで私はこんなところにいるの と出ようとしてた蓋を外すと 懸命に上ってくる翌朝も 8時ころから騒ぎはじめ 仕方なく 急いで夏のおうちを準備夏のおうちでは朝晩まだ寒いかもしれないので段ボールで防寒亀子は朝から昼過ぎまで甲羅干しをして 午後になると水の中に潜る起きた当日はご飯も食べてホッとしたが 出る物が出てくれると安心できるんだけど・・・