*モナミ* SMAP・映画・本
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『チャーリー』 ロンドンの芝居小屋。 舞台に立っていたハンナ(ジェラルディン・チャップリン)が、 突然歌えなくなり、母の代わりに舞台に飛び出した少年の、 見様見真似の芸に、観客は熱狂した。 その少年チャーリー(ロバート・ダウニー・Jr)は、 兄の勧めで名門カルノー一座に入り、 看板俳優にのし上がった。 アメリカ巡業に旅立ったチャーリーは、 そこで映画に出会い、ハリウッドからの招きを受け、 映画界に飛びこんでいった。 金持ちを、面白おかしく笑いの対象にするのは、 貧しい幼少時代や、駆け出しの頃、 金持ちに嘲笑されたからか。 あくまでも、自分の笑いにこだわり、 トーキーではなく、無声での笑いにこだわる。 ほんのささいなこと、車のドアの閉まる音だとか、 職にあぶれた人々を見て、映画のアイディアを思いつくほど、 常に映画のことで頭は一杯。 当然、家庭生活も上手くいかないが、 いつも寂しそうなのは、それが理由だけではないような、 気がする。 きっと、とても寂しがりやだからこそ、 人を笑わせることを、していたかったのかも。 どこに行っても、「チャップリンだ!」と大騒ぎされ、 大金を得るようになり、世の中は大恐慌にもかかわらず、 贅沢な生活を送る。 映画を作っているだけなのに、 それが政治的な意味に取られ、 国外追放までされたのは、その頃、 映画が大衆に与える影響が、 大きいことを認めていたからに他ならないのだろう。 20年後、晴れてハリウッドに迎えられ、 アカデミー賞の授賞式で。 「自分の映画なんて古臭いだけ」と言っていた彼の映画が、 笑いに包まれる。 本物のチャップリンが出ている映画のエンドとともに、 終わる映画。 泣ける…(涙)。 なんてんだろ? ものすごく泣かせる話だとか、 ものすごく盛り上がる場面があるわけでもなく、淡々と、 チャップリンの生涯を追ってるだけなんだけど (もちろん、ドラマティックな人生だけど)、 すごく楽しくて、そして切なくなる。 笑いの裏にある、悲しみ、というか。 チャップリンの顔って、確かに悲しげだもんね。 チャップリンの映画を、観てみたくなった映画でした♪
【参考】 goo映画 『チャーリー』 チャップリンの映画は→
『パッセンジャー』 Passengers 2017.04.01
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.30
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.29
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