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*モナミ* SMAP・映画・本

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2006.05.04
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カテゴリ:映画

チャーリー ◆20%OFF!『チャーリー』


ロンドンの芝居小屋。
舞台に立っていたハンナ(ジェラルディン・チャップリン)が、
突然歌えなくなり、母の代わりに舞台に飛び出した少年の、
見様見真似の芸に、観客は熱狂した。

その少年チャーリー(ロバート・ダウニー・Jr)は、
兄の勧めで名門カルノー一座に入り、
看板俳優にのし上がった。

アメリカ巡業に旅立ったチャーリーは、
そこで映画に出会い、ハリウッドからの招きを受け、
映画界に飛びこんでいった。



金持ちを、面白おかしく笑いの対象にするのは、
貧しい幼少時代や、駆け出しの頃、
金持ちに嘲笑されたからか。


あくまでも、自分の笑いにこだわり、
トーキーではなく、無声での笑いにこだわる。

ほんのささいなこと、車のドアの閉まる音だとか、
職にあぶれた人々を見て、映画のアイディアを思いつくほど、
常に映画のことで頭は一杯。

当然、家庭生活も上手くいかないが、
いつも寂しそうなのは、それが理由だけではないような、
気がする。

きっと、とても寂しがりやだからこそ、
人を笑わせることを、していたかったのかも。


どこに行っても、「チャップリンだ!」と大騒ぎされ、
大金を得るようになり、世の中は大恐慌にもかかわらず、
贅沢な生活を送る。


映画を作っているだけなのに、
それが政治的な意味に取られ、
国外追放までされたのは、その頃、
映画が大衆に与える影響が、
大きいことを認めていたからに他ならないのだろう。


20年後、晴れてハリウッドに迎えられ、
アカデミー賞の授賞式で。

「自分の映画なんて古臭いだけ」と言っていた彼の映画が、
笑いに包まれる。

本物のチャップリンが出ている映画のエンドとともに、
終わる映画。

泣ける…(涙)。


なんてんだろ?
ものすごく泣かせる話だとか、
ものすごく盛り上がる場面があるわけでもなく、淡々と、
チャップリンの生涯を追ってるだけなんだけど
(もちろん、ドラマティックな人生だけど)、
すごく楽しくて、そして切なくなる。

笑いの裏にある、悲しみ、というか。
チャップリンの顔って、確かに悲しげだもんね。


チャップリンの映画を、観てみたくなった映画でした♪



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【参考】
 goo映画 『チャーリー』

チャップリンの映画は→ 【楽天市場】DVD市場

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最終更新日  2006.05.04 20:05:26


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