＊モナミ＊ SMAP･映画･本

『オリエント急行殺人事件』


落石事故で立ち往生する、
大陸横断国際列車オリエント急行の車内で、
アメリカ人ラチェット氏が死体で発見された。

偶然、隣の客席に居合わせたポワロ
（アルフレッド・モリナ）は、鉄道会社の重役で、
親友のブークの依頼により、調査を開始。

しかし、犯行の可能性のある車掌と、
12人の乗客のアリバイは全て完璧だった。

悩んだポアロの出した結論は。


母のために借りたアガサシリーズ第何弾？
アガサと言えばこれでしょう！と思ったけれど、
これはTV映画の方でした。

原作って、どんなんだったっけ…？
と全く忘れたまま観たけれど、微妙に現代風。

少なくとも原作の時代には、
パソコンってなかった気がするんだけど。

ということは、手がかりを掴んだきっかけは、
何だったっけ？

PDAのペンタブも、これって原作では何だった？


と、必死に原作を思い出そうとしながら観てたけど、
これはこれなりに、面白かったです。

作品の秀逸さとミステリー性を失わず、
今の時代の小道具を上手に取り入れた展開。


でも色んな便利なモノが氾濫する今の時代、
ミステリーも書きにくくなっただろうなぁ。

アリバイなんて、どうやってでも作れそうじゃん。
どんな情報だって、誰でもが簡単に入手できるし。


ポワロが、TVシリーズでよく観たポワロと、
全然イメージの違う人だったのが、
パソコンを使ってることより、ショックだったけど（笑）。


先日見たオーストラリア縦断鉄道といい、
やっぱり豪華列車での旅って、いいなぁ♪


『オリエント急行殺人事件』


『オリエント急行殺人事件』
著：アガサ・クリスティ

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