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2007.02.25
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『そして誰もいなくなった』

著:アガサ・クリスティー


イギリス、デヴォン州沖にある無人島、
インディアン島に、年齢も職業も経歴もさまざまな、
男女10人が、U・N・オーエンという人物に招かれた。

しかしU・N・オーエン氏は姿も見せず、
不安にかられたまま迎えた最初の晩餐の席で、
突然、どこからともなく10人の過去を暴く声が聞こえる。

そして、童謡「十人のインディアン」の歌詩にのせた、
連続殺人が始まった。

1人殺されるたびに、1体減っていく、
10体のインディアン人形。
果たして誰が、最後に残るのか。



この、「インディアン島」として舞台になった島に、
今回、母は招かれているらしい。

もちろん、UNKNOWN氏じゃなく、知ってる人に、
だけれど。
どうしよう、そして誰もいなくなってたら(笑)。


無人島に招かれた10人が、一人、また一人と、
殺されていく。
マザー・グースの童謡と同じように。

この、童謡になぞらえて、ってのが、
ただ殺されていくよりも、一層恐怖を煽る。
だって童謡って、実は怖いものが多くない?

日本の童謡だって、実は子捨ての歌だったり、
人身売買の歌だったりするものがあったり。

その、「童謡」というオブラートにくるんでいた、
実は恐ろしいものが、姿を現す恐怖、というか。


みんなが疑心暗鬼になり、心理的にも、
肉体的にも、追い詰められたその状態で、
結局は、全員が殺されてしまう。

犯人は誰!?
そして、犯人の告白文が、また恐ろしい。

法では裁ききれない罪を裁くように見せかけて、
実は、快楽殺人。

その標的にされた、たまたま運の悪かった9人
(犯人を除いて)、ということが、また不気味で。


登場人物たちが、そりゃ無用心だろ!
と思う部分も、多少あったけれど。

私だったら、絶対食べ物も飲み物も口にしないし、
全員一部屋に集まって、
寝る時も一人にならないようにする、と思ったり。
でもそれじゃ、事件起こらないか(笑)。


こんなに恐ろしくて、そして惹かれる殺人を、
描いてしまうアガサって、やっぱりすごい…と思った、
一冊でした。



ランキングも
よろしくお願いします♪


【参考】
◆アガサ・クリスティーの著書は→ 楽天ブックス


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最終更新日  2007.02.25 18:35:39


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