*モナミ* SMAP・映画・本
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『アバウト英語で世界まるかじり』 著:小林カツ代 英語が苦手、というあなたも、一歩踏み出せば、 英会話コンプレックスとさよならできる! ある日一念発起、本格的に英語を始めたカツ代さんが分かったのは、 ブロークンも、過去形も、未来形も気にしない。 アバウトだってしゃべる勇気さえあれば通じる、友達ができる、 新しい文化に触れられるっていう“目ウロコ”の事実だった! 通じるための秘訣を大公開した、いきいきエッセイ集。 いやぁ、おばさんパワーって、すごい(笑)。 他の国の言葉はおろか、英語だって満足にしゃべれないのに、 どこの国に行っても、どうにか通じちゃう。 そんな小林カツ代さんの、世界珍道中。 知ってる単語を、現在形も未来形も過去形も複数形も構わず並べ立て、 ボディランゲージと、時には日本語ででも、とりあえずしゃべっちゃう。 すると相手は、この人は何が言いたいんだろう?と熱心に聞いてくれる。 お互いありったけ知ってる単語を並べて、すると「あ、分かった!」 という顔をしてくれる、それはなぜか世界共通で分かる表情なんだ、と。 もっともカツ代さん、キリスト教系のお嬢様学校出身で、 英語の耳だけは鍛えられたそうだから、やっぱりそういう素地がないと、 いくらなんでもオールアバウトじゃぁムリじゃないかと思うけれども。 要するに「しゃべろう」「しゃべりたい」という気持ちが大切だと。 英語のペーパーテストでいくら良い点が取れても、 それを口から出さなきゃ意味がない。 それはイギリスでのステイ中、ステイ先のパパママからも言われた。 それだけ長い間英語を学んでいて素地は絶対にあるハズなのだから、 とりあえず、間違っていようとなんだろうと言ってみて、と。 間違っていれば直してあげるし、私たちも分かろうと努力するから。 もっとしゃべる勇気を持ちなさい、と。 そう、英語をしゃべる上で一番必要なのは、「勇気」。 いやもちろん、単語力も必要だけどね(笑)。 妹のクラスメイトとパブに行った時も、私より英語力ない彼らだけども、 まったく臆することなく英語らしきものをしゃべってたし。 そういうところ、シャイな日本人は出遅れちゃうのよねー(爆)。 なんて言ってる場合じゃない、と。 この本でカツ代さんが言ってたけれど、なぜ英語がしゃべりたいのか、 それはもっと相手のことを知りたいからだ、と。 趣味の話にしても、なぜそれが好きなのかとか、それを始めたきっかけとか、 表面上だけの会話ではなく、そこからもっとその人のことを知りたいんだと。 それは私も思った。 今まで海外に行ったのは、1週間とか短い期間だったけれど、 今回イギリスに3週間いて、ほんとに実感した。 短い海外旅行ならば、観光英語や買い物英語で十分事足りるけれど、 3週間も、しかも英国人の家にステイするとなると、日常会話は必須だし。 簡単な日常会話なんだけども、ちゃんと伝えなきゃいけない。 入国時の「sight seeing」や、買い物の時の「How much?」だけで、 終わる相手じゃないからね。 ありったけの知識と、そして想いを込めてしゃべること。 しゃべろうとすること。 伝えようとすること。 それが大切。 しかしもっと単語力をつけなきゃいけないな…。
【参考】 ◆小林カツ代の著書は→
メイキング・オブ・マッドマックス 怒り… 2015.07.24
『家族の言い訳』 著:森浩美 2015.02.07
『あなたに褒められたくて』 著:高倉健 2015.02.05
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