テーマ:猫のいる生活(136094)
カテゴリ:猫と病院
秋の空を余所目にふくの便秘は頑固である。
約1週間の間隔で排便処置をしてもらっているが、どーも担当の先生とふくはウマが合わないようで・・・。 昨日、病院へ出かけて処置のため数時間預けるのだが、久々に血液検査もしたいとのことで迎えに行ってみると前脚には注射針。 針といっても近年は金属製ではなく、軟らかいチューブのようなものであるが、それをテープで固定してある。 その固定してあるテープが曲者で、当然の事ながらバリカンで毛を刈った後に巻いてある。 粘着力が高いせいで、いつも剥がすのに一苦労するのだ。 他の先生方は微妙に刈り残しておいた毛をハサミでカットしながら上手く剥がしているのを目にする。 確かに手間はかかるが、飼い主にとってはありがたい。 しかし、どういうワケだか担当医はバリバリと引っ剥がすやり方なので、ふくも機嫌を損ねる。 当然である。 脱毛処理をテープでやったことのある方ならあの痛さを知っているだろう。 オマケに毛の密集率は猫達のほうが上なのだ。 あまりの痛さにキレたふく。 口元に一番近い指を思い切り噛んだ。 体を支えてくれていたのは、ふくの排便処置に初めて就く看護助手。 彼女のすらりとした細い指先が、ふくの口元にあったため私は一抹の不安を持った。 自然に手が出て、事前にふくの口を覆うように私は手でカバーをしていたのだが・・・大抵、こうした時の嫌な予感と言うモノは的中するものである。 「先生、またやられた。」と言うと、「え~!ふくちゃん、また噛んだのぉ~!?ダメじゃん、噛んじゃあ。」 覆っていなければ助手の指が犠牲になっていたことは言うまでも無い。 「先生が雑なのさ。」とは言えなかった。 何故なら、先生は脱毛処理をきっと体験していないに違いない。 いっぺん、体験してみたら?と、そっと助言することにしよう。 過日、噛んだ際に病院で貰っていた化膿止めがあったので飲んではいるが・・・ものがら家のコモドドラゴンと異名を持つふくに噛まれると必ず・・・腫れる。 開院した頃だ。 一応病院へ行って来よう。 ふくよ。 嫌なのは、よ~く分かっている。 だが、骨に達するまで噛むでないよ。 玄関先に「キケン!猛猫注意!!」と貼っておこうかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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