カテゴリ:旅行・温泉・観光
なんだかとても久しぶりにゆっくりと家族そろって過ごせる休日。
そういえば、今年は桜の花見もしていないし、ここのところ、温泉にも行っていない。 思い立ったらというではないか。武雄にするか嬉野にするか・・・とにかく桜と温泉を求めて出かけることにしたのだった。 温泉が主なのか桜が主なのか迷う所だったが、 結局温泉が主体ということになった。 この時期、満開の桜を見るためには枝垂桜を探すしかなく、 ナビがあるといえど、少々時間的にも探し尋ねていくには時間的な余裕がなかったからだった。 目的地を嬉野と定め、嬉野温泉の老舗旅館「大村屋」さんに行くことにした。 どのようなお風呂か全く見当もつかない初めての宿だが老舗中の老舗。 お湯だけは絶対に間違いがないと思ったからだった。 ![]() それにじゃらんを買ったら、割引クーポンがついていて、立ち寄り一人1000円のところ、500円で入れるしね! 大村屋さんのサイトは→ http://www.oomuraya.co.jp/ 14時過ぎに到着すると、なんとお風呂は15時からという。そして近くの嬉野温泉公園で、今日は桜祭りがあっているというではないか。 さっそく散策に出かけることにした。 とろとろと坂を下ると、シーボルトの湯というのがある。ここは公衆浴場。そして橋のたもとにこれまた年代物の旅館の写真が飾ってあって、よくよく見ると、大正時代の大村屋ではないか。その時代には珍しい三階建ての旅館は風格があり立派だ。 嬉野川も流れていてなかなか景色も良い感じだ。 さて、肝心の桜の方はというと、まあ、咲いてはいるが3分から5分咲きといったところか ![]() いろいろな出店がでているが、ほとんどの店は地元の人の手作り品。 カルチャーセンターの先生が出店しているような感じでほんわかと楽しい。 レジンのアクセとか、皮工芸の財布やバッグ、キーホルダーなど。 布製品もあってみたり、自家焙煎のコーヒー屋さん。 嬉野と長崎の方の酒蔵が共同で新酒祭りをやっているようで、そのスタンプラリーとかね。 子供がキャーキャー言っているので近づいてみると、猫バスの綿菓子やさん。 ![]() 枝垂桜が1本植わっていて、花そのものは小ぶりで繊細なのだが、満開。 ![]() 川の対岸に造り酒屋さんの看板が見える。 新酒祭りをしているというので、散策に出かける。 街並みが古いので、風情のある建物が多い ![]() 酒蔵の裏手から見た感じはこんな。外装材は焼杉。 ここのお酒の名前は「虎の児」 ![]() 新酒「虎の児」を試飲して、大吟醸1.8リットル7000円の虎の児を1杯100円だったのでついお味見。 大吟醸の方が口当たりが水みたいだけど、私も娘も新酒の方が好き。 1本1500円でお土産に購入。 酒蔵の奥に座敷があって、これまたとても素敵な欄間。 最近「建物」に強い興味を示している私はお酒よりもこっちの方が気になって仕方がない。 ![]() 嬉野茶の生産者の青年団の方が特製のお茶をふるまってくれる。 とてもおいしかったので、つい衝動買い。 100g 1,000円。 お茶はやはり100g 1000円を超えたら格段においしくなる。 あと2か月もしたら新茶が出るんだよね。 新茶、どんなだろうなあ。と楽しみになる。 そろそろお風呂にも入れる時間になったので、大村屋さんに戻る。 おふろそのものは、 とても深い大きめの湯舟があるだけの昔ながらの大浴場なのだが、 湯量が半端ない。 しかもお湯がとろとろ。 熱さも程よく、本当に気持ちいい。 のんびりと入る。 ![]() 普段は1時間くらいであがってくるのだが、なんと気がついたら1時間半も長湯してしまった。 湯船に座ると、あごの上までお湯がくるので、 正座してもいいくらいの本当に深い湯舟だった。 ああ、やはり伝統のある旅館のお湯は素晴らしい。 お風呂にのんびりと入って窓から嬉野川を眺め、久しぶりに春を満喫したのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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