カテゴリ:雑感
ニュースをみていたら、たいそう面白そうな見出しの記事が目についた。 国内死亡者数減 コロナ禍で高齢者が通院控えたのが理由か 10/5(月) 7:00配信 ニュースポストセブン https://www.news-postseven.com/archives/20201005_1600289.html?DETAIL 内容を抜き書きしてみると、 「厚生労働省「人口動態統計月報」では意外な数値が並び、医療関係者を驚かせている。9月に公開された今年1月から4月までの国内死亡者数を昨年同時期と比べると、今年の方が1万200人以上も少ないことがわかったのだ。」 「死因の中で最も減少しているのは呼吸器系の疾患で、6708人も減っている」 「注目すべきは、循環器系疾患の死者が昨年に比べて5629人も減少した点だ。ただし、大幅な減少をしているのは65才以上の高齢者であり、65才未満の世代では昨年と大きな変化はない。循環器系疾患の中でも、65才以上では急性心筋梗塞1423人、心不全1407人、脳卒中1691人も減少した。」 高齢者の死亡が減っているというのだ・・・。 コロナが流行し、これが高齢者に罹患するとたいそう危険、死亡率が上昇すると騒がれた結果、しっかりと自衛した方が多かったのだろう。 記事では、病院に行くのも今までより減らした人が多いことが示唆されており、それが原因であるかのように書いてある。 年齢層はわからないが、確かに病院へ行く人が減っているのは実際に病院に行ってみると感じている。待合にいる人が減っているのをひしひしと感じるからだ。 調べてみるとそれを裏付ける記事が8月にでていた。 2020年4月、病院の患者数は前年同月比で入院7.6%減、外来19.5%減―病院報告、2020年4月分 https://gemmed.ghc-j.com/?p=35441 さまざまな催し、気軽な外出を控えたこともあるし、病院にいくのも自粛した人が多かったのは確かだろう。 記事では医療過誤とか病院に行くリスクとか何やらいろいろ書いてあるが、医療過誤というより容態が悪い時に病院に行くのは体力を使い余計に疲れて体に負担がかかるからなんじゃないかと私は思うのだけど・・・。 死者数が減ったというのは良いことだし、来院する人の数が減ればそれだけ医療費がいらなかったわけだし、それで結果問題がなければよいことづくめのように思えるが、病気というのは一朝一夕で結果が決まるものでもないのを忘れないようにしなければと思うのだ。短期では減っていても長期的にみて増加していれば意味がない。 コロナ怖さに病院へいくのを恐れるのも変だし、 かといって、ちょっと不安だからと病院へ行くのもまたおかしい話だ。 どうしてこうなるのかを考えてみたら、 どういう時に病院に行くべきか、という知識が正確ではないからかもしれないと思う。 私自身、この夏はいろいろなことがあって、病院に付き添いで何度も行っていて、普段はからない血圧なんかをつい一緒に測ったりした結果 なんと200とか198とかの数値が何度もでて、これは一大事と病院に駆け込んだのだった。 しかし、よくよく話を聞いてみると、血圧が心配であるならばまずは自宅に血圧計を買って、朝夕継続的に測ってその結果をもって相談に来るべきと諭された。 血圧計は腕で測るタイプと手首で測るタイプがあるが、腕のほうが良いと言われ、その理由として血管が肘から先は2つにわかれ、左右どちらの血管が太いかは個人差があるけれど、センサーは1つしかないので、手首式は若干誤差が出やすいことをも説明された。 測るときの注意点として、朝は目がさめて用を足したらまたお布団に戻り、落ち着いたら測るとか、夜はのんびりとお布団にはいり、さて寝ようかなという気持ちになったくらいの落ち着いた時に測るとか。 なるほどね、と思った。 こういう知識があればむやみに慌てて病院に来なくて済むのだ。 適切に病院にかかるというのにも知識がいるのだな・・・そうこの記事をみて思ったのだった。
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