12084946 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

森へ行こう(心とからだと子育てと)

森へ行こう(心とからだと子育てと)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

無明を抜け出して New! かめおか ゆみこさん

Comments

森の声@ Re[1]:「魂のはなし」(もう一人の自分)(06/10) めげぞうさんへ >6年生の子どもたちが、…

Freepage List

Profile

森の声

森の声

2023.06.04
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

(昨日からの続きです)

確かに、最近の子は昔の子ども達に比べて「生きる力」が弱くなっているような気がします。
自分の頭で考え、自分の心や感覚で感じ、自分の意志で判断し行動する能力も弱くなってきています。
そのため、周囲の刺激にすぐ流されます。

「感覚の使い方」や、「心や意識の使い方」や、「からだの使い方」もヘタなので、簡単で便利な機械や道具に依存しないと遊ぶことも出来ません。
本を読んでも心の中にイメージを作れないので、テレビのような映像を求めます。
精神的にもデリケートに(脆く)なっているので、ちょっとしたことでも深く傷つきます。
自己肯定感の低い子、自傷する子、自殺願望が強い子も増えてきています。

でも子ども達のこのような状態は、急に始まったことではありません。
私が、子ども達のこのような状態を警告する本と出会ったのはもう30年くらい前です。そして、この頃子どもだった人が今ではもう大人になっています。
そして、こういう状態のまま大人になった人ほど、子どもを思い通りに育てようとする傾向が強いような気がします。

昭和30年、40年代の高度経済成長時代に、町の中から無駄な空間が消えて行きました。
人々の生活から無駄な時間が消えて行きました。
競争社会になったので仲間作りの意味も、仲間を作る場も消えました。
そうして子ども達には、狭い空間でも一人で簡単に遊べ、刺激が強く、いつまでも飽きないようなオモチャや機械や道具が与えられました。

30年くらい前になると、もうそういう生活が当たり前になってしまっていました。
テレビやゲームが出始めた頃には「テレビやゲームの害」を訴える人もいましたが、この頃にはもうテレビもゲームも、「子育てや生活になくてはならないもの」になっていました。
子どももそういうものがないと遊べなくなっていました。

でも、「簡単で便利な機械や道具やおもちゃ」に満たされた環境で育った子は、「自分の頭や、心や、からだを使って、思い通りにならないものとの関わりを楽しむ遊びや生活」の体験がないため、「思い通りにならないものと関わるために必要な感性や能力」を育てることが出来ません。人間の能力は必要がなければ目覚めないように出来ているからです。

だから、簡単で便利な環境で育った人ほど、「思い通りにならない子ども」に手を焼き、子どもを思い通りに育てようとしてしまうのではないかと思います。

でも、大人達が子ども達を思い通りに育てようとして、子どもを自然から遠ざけ、人工物で囲い込み、仲間から遠ざけ一人ぼっちにさせればさせるほど子ども達はますます「生命力」や「生きる力」を失って行くのです。
子ども達の「生命力」や「生きる力」が弱くなってしまったのは、子どもの「ありのまま」を肯定できずに、子どもから「子どもの育ちに必要なもの」を奪ってしまった大人のせいなんです。

でも、多くの大人達が子どもの「生きる力」が弱いことを「子どもの問題」として捉え、しつけや教育といった人工的な方法によって子どもの「生きる力」を育てようとしています。

でも、その「子どもを大人の理想に合わせて変えよう」という発想自体が、子どもを追い詰め、子どもの状態をさらに悪化させてしまっているのです。

子ども達は「生きる力」が弱い状態で生まれてくる訳ではありません。実際にはその逆です。
赤ちゃんは人生で一番「生きる力」満ちた状態で生まれてくるのです。

その強い「生命力」や「生きる力を萎えさせているのは大人なんです。
「生きる力」が萎えるような価値観を押しつけ、「生きる力」が萎えるような環境に閉じ込め、「生きる力」が萎えるような遊びばかりを与え、子どもの意志や意欲を否定するような指示や命令に従わせるだけの子育てや教育をしているから子どもの「生きる力」が萎えてしまっているのです。

ですから、子どもの生命力や生きる力を再生させるためには、大人自身がそのことに気づき、簡単便利に依存している自分たちの生活を見直すところから始める必要があるのです。
子どもだけを何とかしようとしても無理だし、余計に問題が深くなってしまうのです。

ちなみに以下は最近目にした記事です。

中学生になってスマホを与えると、脳の発達が小6で止まってしまう子が多いようです。

こういうことは長い時間と、大量の人体実験の結果分かることです。
我が子を人体実験に参加させない方がいいですよ。

スマホ中毒になると「小6の脳」で成長が止まってしまう…東北大の3年間の追跡調査が示す恐ろしい事実

「スマホをさわるとバカになる」は本当だった…7万人の追跡調査が示す「スマホと学力」の恐ろしい相関

ちなみに、マスクもワクチンも今人体実験中です。結果が出るのは子ども達が思春期を迎えた後です。

****************************
「生徒募集」のお知らせ
教室の生徒を募集しています。

毎月第二土曜日の10:00~11:45まで、茅ヶ崎駅の近くで「土曜アトリエ」というものをやっています。自宅でやっている「ネネムの森」は自由工作ですが、こちらはテーマを決めて創作しています。
(私がやっている教室は「ここ」にまとめてあります。)

あと、「ポランの広場」という、お母さんと子ども(未就学園児)が一緒に遊ぶ教室も生徒を募集しています。ただし、4月以降も継続して参加出来る親子に限ります。
こちらは毎週火曜日、10:30~12:00まで、茅ヶ崎周辺の公共施設や公園で活動しています。

ご興味のある方は「こちら」までお問い合わせ下さい。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.06.04 08:44:13
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.