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テーマ:3DCG作品(981)
カテゴリ:図鑑
前回の妄想航空機図鑑はこちら... 第10回は可変戦闘機VF-50です VF-50は政府軍エース用可変戦闘機で、その導入までには紆余曲折のある複雑な経緯を持った機体である その設計の基本は、次期母星防衛可変戦闘機構想で候補のひとつであった試験機T-50(上)である VF/A-18が制式採用され、表舞台から消えたと思われた その設計関係者が叛乱軍に合流し、叛乱軍のマイクローン用機動兵器(2段目)として改良され、その試験機が実戦に出ている その機体を鹵獲し、再び政府軍内で解析、再開発が進められていた(YF-50、3段目) 機体レイアウトを最初のT-50の状態に戻し、最新のエンジン、制御機構を搭載したものである 叛乱軍の新たな攻勢で戦力的に不利な状況であった政府軍は即戦力として、このYF-50を制式採用型VF-50として実戦投入した 最初に作られたT-50(左)と最新のVF-50 外観的には大きな差異は見られないが、尾翼部分の変形機構の簡略化により変形時の信頼性を向上、更にエンジンはVF-23II用第3世代型3Gエンジンに換装し、武装もVF-33の最新のものが採用されている もともと高性能で扱い辛い傾向にあったが、最新エンジンの搭載で更にその傾向は強くなってる ガウォーク ガウォークでもその基本設計と大きな出力のエンジンにより、スペック上は圧倒的な運動性能を持つ ただし、それを使いこなせるスキルを持ち合わせるパイロットは皆無に近い状態である バトロイド 左から、VF-50一般タイプ、T-50、VF-50隊長機 T-50とVF-50の外観上の差が一番大きく出るのはこの形態で、特に変形機構の影響で背面が異なる部分が多い VF-50隊長機は、他の可変戦闘機に準じてセンサ(頭部)が強化されている ビームガトリングガンポッド 基本VF-33のものの流用であるが、その制御機構の大きな差(叛乱軍のものが一部流用)より、専用の制御系のチューンがされており、他の機体での使用は大きく制限される 専用パイロットスーツ もともと頑強な肉体を誇る戦闘種族である叛乱軍のマイクローン兵士用に設計変更されているため、母星人パイロットではその運動性に生命の危険すら伴う状態である この機体を操るには鎧のような専用スーツの着用が必須である 鹵獲機調査中のテスト風景 政府軍に保管されていた試験機T-50と、鹵獲された叛乱軍の機動兵器を修理して比較試験を行っているところ 叛乱軍機動兵器として再設計されたその機体は、エンジンを含めて基本の動力系には大きな変更が無かったが、大きく性能が向上していることがわかった YF-50のテスト 再び政府軍の機体として再開発中の試験機 高すぎる性能をどう制御するかが最重要の課題であった 特別作戦部隊バーミリオンズに配備されたVF-50 結果、時間的な制約から大きな課題は未解決のまま実戦投入された 特別作戦部隊でも限られたスキルの高いパイロットしか対応できないため、バーミリオンズの飛行隊は再編成され、この機体導入に備えている もともと最初の試験機T-50に不採用の理由に、その高すぎる性能で扱えるパイロットが限られていたことが挙げられていたが、更にその傾向は強くなり、パイロットのスキルによっては最強の機体であるが、それを十分運用できるパイロット数が限られている状況であった 現状での最大の問題は、その高すぎる運動性能ゆえのパイロットへの肉体的負担であり、専用スーツを着用しても長時間の作戦行動は難しいという点にある 更なる制御技術開発の促進が必要な機体であった
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最終更新日
2014年06月29日 07時53分05秒
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