デジタル紙芝居第１２章　１０

2024年04月06日

テーマ：3DCG作品(937)

カテゴリ：紙芝居

前回の紙芝居はこちら．．．

エリア４９では新型無人可変戦闘機の開発が進められていました
ソフトの開発を依頼された特務部隊グリムリーパーズのアヌビス２でしたが．．．

それでは．．．
はじまりはじまり．．．

アヌビス２：　これは．．．ハードの性能が突き抜けてるなんてもんじゃないよ

技術本部主任：　我がスタッフが持てる力をすべて注ぎ込んでますからね　搭乗者の保護という枷がないので、皆、力が最大限以上に入ってますよ
アヌビス２：　いやいや、そういう問題じゃなく．．．個々の性能がすごいんだけど、バランスもへったくれもないカオスな状態だよね　マニアックすぎる
技術本部主任：　誉め言葉と受け取っておきますよ　で、それをなんとかするのが、あなたの素晴らしい才能が生み出すソフトなんじゃないですか
アヌビス２：　また無茶なことを．．．
技術本部主任：　残念ながら、ソフト開発ではあなたを超える者は技術本部にはいないんですよ　素晴らしいじゃないですか　優れたパイロット技術に、料理の技術（アヌビス２はアスカウィングスの調理班副班長）、そしてアビオニクス系の技術力．．．これだけ才に恵まれた人は見たことありません
アヌビス２：　おだてられたって出来る事には限界はあるよ．．．まず、こいつを工場に運んでくれないかな

アヌビス２：　やれやれ．．．

アヌビス２：　こいつはかなり厄介だねぇ．．．（技術本部の）連中はハードの性能を抑えろって言っても絶対「うん」とは言わないしなぁ．．．やってみますか

数日後．．．

アヌビス２：　これから新型可変戦闘機、コードネーム「ファントム」のテストを開始する

技術本部主任：　大丈夫ですか　ほとんど寝てないでしょう
アヌビス２：　自分は特務部隊所属だよ．．．何日間も寝ないで任務なんてのはざらにあることさ　それに、ノってる時に集中してやるのが自分の主義だしね　君たちも似たようなもんだろ？
技術本部主任：　確かに開発時にはのめり込むことは多いですが．．．
アヌビス２：　コントロール、ファントム及びアヌビス２の離陸許可を
エリア４９　オペレーター：　離陸を許可します　お気をつけて．．．

アヌビス２：　ファントムを出す