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みちのくはじめ@ Re:被災地支援(01/07) こんにちは。みちのくはじめです。 私たち…
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2009.10.21
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カテゴリ:日替わり日記
山荘付近の栗茸

新谷弘実という、消化器の内視鏡による診断と手術が専門の外科医による「病気にならない生き方」という本が大ベストセラーになっているという。癌になった経験を持つ友人の薦めで、読んでみた。
著者は、内視鏡による手術については世界的権威だということで、その肩書きが脳裏の片隅にあるものだから、書かれている内容についてついつい頷きながら読んでしまうのだが、そのなかにある幾つかにはどことなく違和感を感じてならなかった。
例えば「牛乳を飲むとカルシウムの尿中への排出が促進されて、骨粗しょう症の原因になる」というようなことが書いてあった。
僕は、医学については専門家ではないので、その内容のどこが本当でどこが間違っているというような論評はできない。
しかし、以前読んだ世界一長寿者のことについて書かれた本があるので、それを引っ張り出してきて読んでみた。
神話などには数百年も生きた神様のことがでてくるが、これは生身の人間として確認されている世界一の長寿者といわれたシラリ翁(昭和48年9月3日のNHKの報道では168才で死亡したと報道された)のことである。
その翁は、シラリ・ババ・ミスリモフという名で、1805年5月23日、ソ連邦コーカサス山脈の中腹(標高1500メートル)にあるバフザブ村に生れた人である。
当時のソ連医学者の調査によると、身長は175センチ、体重は62キロ、脈拍70―72、血圧最高210、最低75で、過去160年間一度も医者の世話になったことがないという、医者泣かせの人であったとのこと。
その奥さんは3度目の人、夫婦仲は円満で、息子13人、娘10人という子沢山で、その孫子を数えると200人を超えるというから大変なものである。
興味深いのは、末の娘がその時34才というから、翁が132才のときの子供ということになり、男の生殖能力の限界を考えるうえでも注目に価する記録であるし、勇気を与えられる。(って、今から子供をつくる気はないが…)
翁は、毎朝6時に起床し、1~2時間の散歩をして帰ると、自家製のクミス(乳製品)を飲む。そして、朝食にはパンと馬乳の軽いものをとる。
午前中は、リンゴ園での軽労働を行ない、冬には薪割りなど肉体労働をして過す。
昼食には、生野菜をたくさん食べ、その後でクミスを飲む。午後は散歩の時間として毎日2~3キロ、孫やひ孫と散歩を楽しむ。
夕食には、鳥肉やマトンのような動物性蛋白質をとり、食後にはクミスを忘れず飲む。
この食生活に見るように、生野菜や動物性蛋白質をよく摂取し、クミスを忘れずに飲むことが、健康長寿の秘密を解くカギかも知れない。
ということは新谷先生の、牛乳やヨーグルトは骨粗鬆症になり寿命を縮めるという説とは矛盾することになる。
また、翁の精神生活面を見ると、おおらかで、楽天的な性格の持ち主であったということだ。至極おだやかな精神面を持ち、かんしゃくを起したり、いらいらしたり、他人をうらやんだりしている姿を見たことがないと、村人たちが語っていたそうである。
「長寿の秘訣」を質問すると、いつも、何といってもバフザブ村の空気のきれいなこと、水が良いこと。更に大事なことは、骨惜しみしないで働くことだと答え、勤労の喜びに感謝しているといった。
ちなみに、クミスは馬乳を発酵させて作るヨーグルトのような飲物で、ドロッとした白色の液体だそうだ。コーカサス地方ではクミスの別名を「生命の泉」と呼び、長寿であるためには不可欠の飲物とされている。
シラリ翁が医学的な健康管理の専門知識を身につけていたとは思えないが、その生活が偶然か必然か、体調に合致した良い生活環境、生活習慣作りにつながっていたのであろう。
まとめると、その永い寿命を全うした秘訣は、骨惜しみせず肉体労働を継続し、散歩を含め全身運動を続け、神経系統は楽天的におおらかな生き方をこころがけ、100歳を越えてもSEXを怠ることなく(^^;)、常に現役としての機能を保つように心がけることだろう。
というようなことが書かれていたが、そこまでして100歳以上も生きることに価値があるのだろうか、などと考えてしまう僕にはとうてい無理なようであるが、よいこの皆さんはどうぞお試しくだされ。






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Last updated  2009.10.21 19:36:21
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