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カテゴリ:仕事のこと全般
先日、所用があって上京した折に、前から行ってみたかった「代官山蔦谷書店」を訪れた。
事前情報によると、ここには各分野に精通した“コンシェルジュ”が常駐していて、 自分がどんなものを欲しているかを伝えれば、それに適う商品を選んでくれるという。 中に入ってみると、各売り場にそれらしい人はいた。 まあ私は別に特段用は無かったので、コンシェルジュに頼ることはなかったが、 全体を眺めていて、強く感じたことがあった。 ここは、「〇〇という本が欲しい」と思って来るところではない。 「何か面白いものはないかな」と思って来るところだ。 カテゴリー分けが細かい、ということもある。 例えば「旅行書」のジャンルの中で「沖縄」だけ独立しているとか。 あるいは本以外の商品を抱き合わせで陳列している、ということもある。 ワイン関係の書籍コーナーには実際にワインが置かれているし、 バイク関係の書籍コーナーには本物のバイクが置いてある(売り物かどうかは定かではないが)。 逆に買いたいものが決まっていて、それを目指して棚を探っていても、なかなか見つからない。 そう考えると、「あえて探させる愉しみ」ということも提供しているのかもしれない。 立地条件など何かと私の店とは条件的に異なる部分は多いが、いろいろと考えさせられた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月08日 23時46分24秒
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