平和について説明できる奴手を挙げろ。
この世の中に絶望して世の中を変えようとこの世の中に反発して生きてる人々が居る。この世の中を変えようと必死になってる人が居る。この世の中を一掃しようとしている人が居る。彼らは正義の名の下に戦い続けている。でもそれは本当に正義なのだろうか?犠牲の上に成り立つ正義。それは何か違うんじゃないのか?自分が正しいと、間違ってはいないと信じてその手を血で真っ赤に染めてまでこの世界を変える価値はあるのだろうか?もし世の中を一掃できたとしてもまた生物は産まれる。そして同じ生物であり、もっとも強い生物『人間』が産まれる。そして物を使う事を覚え、火を使う事を覚え、子孫繁栄の方法を覚え、殺しを覚え、戦いを覚え、悲しみを覚え、怒りを覚え、悔し涙を流すのだろう。結局彼らのやってる事は同じ事を繰り返す事なのだ。俺達日本人は小学校高学年から『社会』を学ぶ。その社会の最初に出てくるのが『人類の誕生』それをまた繰り返すのか?また戦争を繰り返すのか?多くの尊き命を失うのか?国のため?家族のため?そんな事ただじゃまくせぇだけなんじゃないのか?皆本当に戦わないといけないのは『自分』なんだ。戦って、戦って、得られたモノは何だ?戦って、戦って、失ったものは多い。何も得られなかったのに失ったものは多すぎた。皆さんは『等価交換』という言葉をご存知だろうか?何かをするためにはそれ相応の代価が必要という意味の言葉だ。戦争で得られたものは無いのに、失ったものがあまりにも多い。それは『等価交換』の原則に反する事。何か物を買えばお金を支払わなければならない。俺達がもっとも身近に体験している『等価交換』だ。正義ってなんだ?己のために戦わず、国のために戦うのか?それはちと違うのではないだろうか?革命を起こすならまずは自分に革命を起こせば良い。その方が安上がりだし、犠牲は伴われない。頑張って、頑張って、腐っていく世の中を変えられるものなら変えてみれば良い。でも、それは永遠に闇に囚われる事になるのだ。背中に多くの犠牲を背負って。手を真っ赤に染めて、リットル数の涙を流して。心に大きな爪跡を残す事になる事だけは覚えておけテロリスト諸君。デカイ事言うようだけど俺は自分に今革命を起こしている真っ最中だ。正義?平和?んなもんこの世に存在しねぇよ。正義は犠牲の上に成り立つもの。平和は永久に訪れることはない。人の心の中に敵意が生まれた瞬間から・・「こいつは嫌いだ」と思った瞬間から・・「こいつならいじめても大丈夫」と思った瞬間から・・その瞬間から戦争は始まっている。今の世の中を平和という奴は、本当にこの世の中を見ていない者だろう。もう一度聞こう。平和について説明できる奴手を挙げろ。