最後の日記
今から死ななくちゃいけないのに何も変わらない日常。でも心は不安でいっぱい。たとえ決まっている事だとしてもやはり受け入れられない。でも俺には目を閉じたとき見えてしまったから・・グネグネ道を曲がったり、まっすぐな道になったりの繰り返しでそして普通に道を主観的に猛スピードで走ってたら、いきなり脱線して真っ暗な底に落ちてしまうのが目を閉じたら見えてしまったから。「嗚呼、俺の命は長くはないんだな」って解った。それに俺の中に『鬼』が産まれてしまったから、その瞬間から俺は死を選択しなくちゃいけないんだと解ってたから。死にたくない。生きたいよ。でも、もう無理なんだ。だって決まってしまったことだから・・。いつ鬼が暴走するかわからない。たった1年しか耐えられなかったけどもう限界。それに運命なんだからしょうがない事なのだとあきらめる事にしたよ。さぁ、6回目の世界を探しにいくとしましょうか。どうか6回目の世界は、鬼も退屈もなくて楽しい世界でありますように。