あの時、あの場所で・・・
職場より実況生中継。帰宅あきらめました。追記もちろん就業時間外です。念のため。仮眠前に、あのときのことを振り返りたいと思います。東京、〇の〇。〇〇階で働いてるんですけど初めはちょっと揺れてるな、という感じ。チームのみんなと、顔を見合せ様子を見る。どんどん揺れが大きくなっている。ビルで揺れると、体感より1度大きいなあ、ってことで多分3度、体感4度。ちっと大きいね、どこかで大地震きたなあと話をしていたところで揺れがピーク。船か。チームが悲鳴を上げはじめるなか、とっとこ席を立ち「あーこりゃきたな。帰れろう」と扉をあける。元々入り口が近かったし。セキュリティロック型の頑丈な扉なのでもし電源が落ちたらアウト。変形も嫌なので即刻開けて、スタッフを部屋の外へ誘導する。ついでにすぐ前にある別のメインフロアの扉も開けておいた。誰も避難に来なかったが(笑)廊下ではかなりの人々が立ち尽くして驚いた様子で警戒している。いや立ち尽くすというか、立っていられない。扉を押さえてしゃがみ、大惨事に備えていると休憩中のスタッフが血相変えてやってきた。この揺れの中、大したもんだ。全員そろって、揺れもおさまったころにネットチェック。宮城で震度7が見えたところでつながらなくなった。同時に別フロアのチーム長と内線。避難は指示を待てと。なまじ外より安全だと。続いて携帯。つながらない。でも楽天ブログはつながる。意味がない。次に固定電話。(家族にかけて良いというお達しは出てますよ?)「もしもし~」ようやく嫁につながった!無事かい!?幸い、全員無事で避難しようとしてたところらしい。火のもときをつけて、しばらく外にいるように指示したところでまた余震!余震多すぎて前後の記憶がはっきりしていません。こっちもまた大揺れ。正直帰りたいんだけど外に出ても仕方ない。んで我々がとった行動。仕事に戻った。扉もオープン、様子を身ながら。真面目すぎ。船酔いに気分を悪くしながらも時々水分補給したり防災グッズを取り出したり。家族に電話してみたり。外界では人が非難している様子や道路が渋滞しているのがありありと見える。そんなこんなで夕方。早すぎる。ちなみに、体調不良食欲不振だったけど吹っ飛んだ。生きるためにご飯を食べろとさ。(その後はちょっと気分が悪くてデザートでやめたけど)今は就業は終わったけど帰れないので職場で寝泊まりするところ。ようやくネットも安定してきたみたいでだんだんと状況が飲み込めてきたけど・・・予想以上の出来事に言葉がない。我々にできることは限られているが、次に生かすことぐらいしかできないのかもしれない。繰り返し、犠牲者の方々には黙祷いたします。福島は親父の実家があって、すごく心配・・・(被害は大丈夫らしいが)追記 福島の親戚は避難しました。ちなみに山中なので津波の被害はなし。不幸中の幸いだと思うけど・・・