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テーマ:鉄道(21846)
カテゴリ:さようなら列車の旅
それでは、2つ目は旅日記の続きです。
須坂駅を出発しました2000系D編成「りんご特急」による貸切列車。沿線では、どこでこの運転情報を聞きつけたのか分かりませんが、多くの人がカメラを向けていました。 今回は31名とゆったりとした旅でしたが、3月10日(土)に出たツアーでは、バス3台で電車もかなりの人が乗ったとか。途中、信濃川田駅で長時間停車があり、その時に列車撮影をお楽しみください、との事でした。 ツアー参加者同士、かつての特急電車の走りに身を任せていましたが、やがて甲高い警笛の音が!何と、柵を乗り越えて線路内に入り込みかけていた「撮り鉄」がいたらしく、安全のため警笛を鳴らしたとか。 線路内へ入っての撮影は、危険なばかりか「鉄道営業法」という法律で厳しく罰せられますので、絶対にやめましょう! やがて2000系D編成「りんご特急」による貸切列車は、信濃川田駅に到着しました。ここで時間調整のため、しばらく停車です。 A~D編成と4編成あった2000系ですが、1964年(昭和39年)製造のこのD編成のみスカートが付いています。また塗装も、他の3編成が「マルーンに白帯」だったのに対して、このD編成は「マルーンとクリーム」のツートンカラーでした。そのため、小布施名産の栗にひっかけて「栗まんじゅう」というあだ名が付いていました。 構内踏切から、ローアングルで撮ってみました。 ホームに停車している姿です。とても車齢を感じさせないスタイルですね! サハ2050の車両表記です。 「日本車輌名古屋 昭和39年」の製造銘板です。 側線を見ていると、何やらカバーのかけられた車輌があるのに気が付きました。 電車に添乗していた長野電鉄のスタッフに聞いてみると、かつて小布施駅の「ながでん電車の広場」に静態保存されていた電車や電気機関車なのだとか。2両は引き取り手が見つかって譲渡、2両は残念ながら解体、なのだそうです。 信濃川田駅の駅舎には、廃止を惜しむサインボードが掲げられていました。 この様なサインボードを見ていますと、改めて「廃止」という悲しい現実を受け入れなければならないんだな、という地元の人の思いが伝わってくるかのようでした。 そして電車は信濃川田駅を出発し、終着駅・松代駅へと向かったのですが、松代駅でのお話はまた次回をお楽しみに。 尚「楽天広場会員」以外の方で、御意見・御感想・コメントのございます方も、どしどし下さい。ご参加、お待ち致しております。
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最終更新日
2012.11.28 11:29:03
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