モーツァルトが流れています♪
今日は休校日でしたが、先日大雪でクラスが無かった為、そのクラスが今日行われています。外は寒いですが、大きな窓から差し込む陽射しは暖かくて、スクールにいると思わず眠たくなりそうな・・・・(zzzz)schoolmamaです。今日は臨時クラスなので、お休みされる方もありスモールグループ。先ほどまでクワイエットタイム(身体を休めながら静かに過ごす時間、午睡をするお子さんは少しお昼寝をしたりします)だったので、スクールの中にはアロマの香りと柔らかなモーツァルトが静かに流れています。ますます精神的に落ち着いて眠たくなってきました(笑)テレビもゲームも刺激的、音楽も映像もとてもクリア。「Exciting」なことが子ども達の周りにはあふれています。だからこそ、こうした柔らかな窓越しの光を感じながら穏やかに優しい音に包まれて過ごす時間を・・・・。LOHASの考え方を大切にしたプリスクールとして、自然と親しみ、ものを大切にすることを伝えるだけでなくこうした「ゆったりとした」時間を子ども達に過ごさせてあげたい、とschoolmamaは願っています。「午睡の時間とどう違うのですか?」聞かれる事が有ります。「クワイエットタイムは静かに過ごす時間、寝てもよいし身体を休めていてもよい」のです。ヒントは息子が小さい時の経験。保育施設に行く時「遊んだり楽しいのはいいけれど「寝ろ」「寝ろ」っていわれるのがすごくイヤだ。怖い」といって繰り返し訴え、泣いていたことがありました。まるで「やらなきゃいけないことみたい」に寝ろ!といわれるのは一種恐怖だった・・・・。繰り返しそういっていました。大人でも「ねーむれーねむれーーーーー!ほら早く眠れーーー」といわれると余計眠れなかったりしますよね。「無理に強制される睡眠よりも穏やかな時間を。そのなかで眠たくなるような安らぎができたら」そう願って「クワイエットタイム」としました。スカイガーデンでは寝たくない子は寝なくてもOK。でもこの時間はおもちゃも出さないし、走り回ったり騒がない。「Be quiet please」誰かを思いやって静かに過ごす事。きゃーきゃー騒がなくてもティーチャーと顔を見合わせてにっこりしながら座って静かにお話してもいい。一緒にごろごろしながらクッションを抱っこして・・・・。そうしているうちに眠くなって午睡という子もある。まるでママの側にいるように、ティーチャーの側で安心して過ごす静かな時間は、スカイガーデンにおいてもう一つのとても大事な時間です。新しく来てくださったティーチャーや、インターンシップの方からの「どうして身体を休めて、寝起きの子もいる時間の後にアートやアクティビティーをするのですか?」と、とても良く聞かれます。「子ども達が登園したばかりの午前中などにやったほうがメインアクティビティーは集中できるのではないですか?」と。Yes!歌や言葉が増えるアクティビティー、ミュージック&ムーブメント・・・。スカイガーデンにも午前中、子ども達が集団で何かをすることや誰かを待つ事、ティーチャーのお話をきいて答えたり・・といった時間「オープニングサークル」があります。そして屋外屋内問わず「一杯遊ぶ」ということ、遊びから広がる子ども達の発想を大切にして、そこに英語を話すティーチャーがふんだんにかかわるという時間があります。一方、午後のアートなどのアクティビティーは実は「立派にできることや、完成させることが目標」ではありません。いうなれば「スカイガーデンのメインアクティビティーは?」と聞かれたとしたらそれは・・・・・。「一杯遊んで一杯かかわりあうフリープレーの時間」がメインなのです。遊びという決められた枠ではなく、子ども自身の目線や、考え、相手との協調も協力も、順番を待つという辛抱強さも。こどもが本当に必要とすること&必要な事に伴う言葉の習得はこの「遊びの中にある」だけど、レッスン方式で「一つの答え、正解というアチーブメント」をゲットする為にするいわば受け身な学習ではなく、主体が子どもなのです。アートタイムは、子ども達がゆっくりして休息をとったあとに、リラックスした状態でこころの自由な表現とともにティーチャーの言っていることを「すーっと心にいれる」時間であったり、まず何より楽しんでほしいから。集中して、何かを達成してね!というためにするものではなく、休息から目覚めたばかりの子どもの「non verbal」な心の言葉の表現の時間に。だからクワイエットタイムの後はアートアクティビティータイム!なのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スカイガーデンのお部屋の中継に戻りましょう。「Nが一番すき!」そんな声が聞こえました。クワイエットタイムにエイジ的に少しの休息でOKな来年年少になる子ども達は、静かにトレーシングをしたり、カラーリングをしたり・・・。静かにする時間ならではの遊びをしています。その後は休息時間が終わってアートタイム。今日の材料に何かを書いてそこに好きなレターを選んでつけています。そっと覗いて見ると・・・・。外国人先生が教えた言葉をくるくるの大きな瞳で一生懸命コピーして自分で言おうとしている姿が!「N 、I 、love.・・・・・・好きー、だって。Nあるもん名前にMy name starts with N!」Perfect! すごいなあ。いい発音だなあ。(うらやましいなあ)スカイガーデンの子ども達はRepeat after me!の反復練習ではなく、こうして「口伝え」のように自然に、遊びながらティーチャー達の言い方を真似し始め、それが面白くて「もっともっと」となっていきます。おっと・・・(笑)今度はだじゃれです。child「This is!Blue?」Teacher「Oh! It is blue one」child「Yes, Glue」(うすい水色つきのグルーでした)T「Aha! Blue Glue!」child「Blue Glue Blue Glue!! 面白いね~。」ブルー、グルーという韻が面白かったのか、今会話のバリエーションはこの二つの言葉の連続がふんだんに出てきています。日本語の「●るー」というのも加わって、それだけでみんなで笑っています。音遊び、言葉遊び。 ああこうやって小さい頃言葉を覚えていったなあ。そんなおぼろげな記憶がよみがえります。今度は話題が変わりました。Teacher「This is letter N」(デコレーションの小さなNの字を持って見せながら)すると子ども達は・・・。child「No! Look!」そういってNの文字を「横」にしました「Z-----!for zibra!!」本当にわくわくする発見だったのでしょう、フォニックスソングにでてくる言い方がすっとでてきていて、自慢げに見せてくれています。きゃっきゃといって喜んでティーチャーに自分たちの大発見をアピールしていました。素敵な光景だなあと思いました。これからもスカイガーデンは「スクール形式で先生がレクチャーをしてみんなが答えを覚えたり返答したり」がメインではなく、このような「ふれあいの中で大好きな人たちから覚えた言葉=英語」という手間隙掛けた英語保育をしていけたらいいなと思います。ひとりひとりの個性や、それぞれの発達段階における興味関心。その気持ちの寄り添うのはとても時間がかかりますし、手間もかかります。また子ども達の自主性も大切にすると、「自分でやったら入れ物がさかさまだった」「間違えて違う所にいれちゃった」といったこともあり、子どもの自分でできる力を認めてあげながらも・・・というのはとても難しいなと日々思います。保護者のみなさまにはご理解とご協力を沢山いただいて頭が下がるばかりです。しかし、「就学年齢までに、生き生きと自分で選び、楽しみ自ら熱心に学ぶ子達へ」 その中でこの「教え込む」のではなく、子どもが自分で学びたがる環境を、これからも流行に流される事無く、こつこつと頑張って作っていきたいと思います。そんな今年のスクールイヤーもあと2ヶ月。早いものです。今年も沢山のプリ生さんが一斉に卒業します。考えただけで涙が込み上げてくる思いです。すでに先週締め切りだったプリスクールとアフタースクールの保護者アンケートもそろそろこれで出していただけたかな。と思うので最終的に卒業式に出ていただける数も予想して・・・。さて今日はアメリカに「卒業式の帽子」発注しようかなと思います。あ、そう思ったらまた泣けてきました