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テーマ:Jazz(1977)
Live at the Village Vanguard
クリポタ強化月間、最終日。 それは、ハロウィ~ンであったぁ。なんかぁ、ぴったり。 本当は、新譜の「Follow the Red Line: Live at the Village Vanguard 」って、言いたいところですが、お金ナイ。 なんせ、、この後、私はクリスマス買い漁らなくちゃならんし。。。 買う物が、、絶~~~対、絶対、買いたい物が、、あるんだも~~ん。 うふ、、覚悟、、しておくようにぃ。。♪ そう、今回クリポタ強化月間をしてみて分かったんだけどね、私のダーリンクリポタさまは、まだまだ、人気も知名度も局地的。(T_T) キャリアが短いわけではないし、結構、多作だとおもうけど、ジャズファンはこの方に関しては両極端に別れると判明。つうか、認知しましたわ。orz.. 「はまってる人種」 と 「知らない(聴いたことない)人種」 この二方に別れちゃう。 もともと、結構注目はされてたんだけど、私思うに、、ちょっと、昔は芋かった。。 ま、その感じは、今も彼の「服装」に残る。。。m(__)m が、、2000年あたりから、一皮、二皮、、と、、むけていくようなかんじで、、、 どうも、みなさん(はまってる人種)の心を鷲づかみにしたのがこのアルバムぽい。 個人的にはこの頃のアルバムでは「Traveling Mercies」が圧倒的に好きなんだけど、「Lift 」はライブな分、確かにクリポタは突き抜けてる、、つうか、エラク分かりやすくブちぎれてる、、きがします。 やっぱ、この手が好きもんには、たまんないっす。 7曲中、4曲がクリポタソング、1曲がビルスチュ、スタンダードとミンガスの曲。 時は2002年12月、場所はニューヨークはヴィレッジバンガードでございます。 清く正しいジャズファンの聖地。聖地よねぇ。 無伴奏でクリポタの「手慣らし」が終わると、「壊れたリコーダー」のような「ひゅろひゅろ」した笛の音、、いえいえ、ケヴィンのフェンダーローズ??ですよねぇ。 これが、合図のように、一気にみんなで、なだれ込む。 ドラムのビルスチュワート、ベースのスコットコリー、、この辺は、誰もが唸る布陣なのですが、やっぱ、ケヴィンヘインズって、どうなのよ?って、ま、心中あったりするのが正直多いかもしれませんが、ここではクリポタ同様、テンション高く、なかなか、良いのです。 この曲の間ずっと、クリポタと一緒に動く、この「ひゅろひゅろ」。。まるで、悪霊の息づかい(爆)そして、悪霊に身をうったかのように、吹きまくるクリポタ(爆) この1曲めからクリポタはちょっと凄い、結構こわい。とどめもしらぬ怒濤の咆哮。 ライブといえ、15分近い熱狂的、狂信的な演奏は、聞きものデスぜぇ。 拍手が終わって、ちょっと一息なんて、このライブの観客には許されておりません。 2曲目は、クリポタオリジナル。軽快に「クリポタフレーズ」で始まりますが、やっぱ、悪魔に魂売ったかのような「音。音。音。。。音」音を隙間無く埋めて、誰にも息つく暇を与えない。やっぱ、悪魔です。メンバー全員かっこいいっす。ビルスチュ、コリーはわかるんだけど、ケヴィン大ぶれ~~く。 ソプラノで冒頭部分を感傷的な雰囲気でたっぷりと。 観客も、やぁっと、ブレイクタイム??あぁ、やっと、息ができます。。 ゆったりと、静かに時が流れる。。 この美しいメロディから、次第に登り詰めていくさま、感情の起伏。。 あぁ、ちょっと、ドラマチック。。 再び、クリポタオリジナル。うん、やっぱヘンな感じ曲。 コリーさまのソロが終わったあたりから、、後半、クリポタ怒濤の進撃。 どうしちゃったんでしょう。。って、感じなんですが(爆) でも、でも、まあ、クリポタですからぁ。 しかし、すげぇなぁ。。このメンバー。。。これで、来日希望。 う~ん、ギターもほしぃぃ。(笑) うう、、Okinawa。なんつうか、琉球民謡みたいなメロディなんだけど。。 え、そう、そのまんま、沖縄なのね。。徴兵で来てたのかな? ソプラノで、青い空をひらひら飛ぶように吹いてます。 なんか、優雅、綺麗。。 ま、そのまんま、終わるわけもなく、やがてそれは歌えや踊れ××の大宴会になるのでありますがあ。。 わ、でたでた、再びアカペラでサックスの演奏。 しかも、4分以上。なんと、これは次曲Boogie Stop Shuffle のイントロとタイトルが付いております。 太く、しっかりした音。切れ味のよさ。思いっきりのよさ。 繊細&濃密でありながら、何故か、大らかさも感じる、 テナーサックス魅力が満載のクリポタ独り芝居!いぇ~~ぃ。 切れ目無く続く、Boogie Stop Shuffle で、リズム陣が加わるとヤンやの拍手。 いいよなぁ、この観客。くそ羨ましい。。。ですわぁ。 15分近くやっぱり、怒濤の演奏。 特に、最後のドラミングの凄さ、息もできん。 う~ん、酸欠で運ばれた観客は居ないのかしらん? 終わらないでぇ!!って、叫びたくなるけど、終わっちゃうのだなぁ。。 世の中そんなもんだよねぇ。。いつかは、終わらねば、、で、終演! やっぱ、ドラムもベースも凄い。マイダーリン「達」は凄い。凄い。(笑) 特にビルスチュさまのドラムはやっぱりかっこい。かっこよすぎます。 ぎゅ~っと、タイトで、パッシと決まるから、もう、なんか、メロメロ。 この二人が生み出す強力なドライブ感は全身が痺れます。悪い薬のようです。 そして、理性と知性を兼ね備えた「野獣」、、クリポタさまは永遠に不滅で~す。 来年は、自分のバンドで来日してねぇ!! 1. 7.5 2. What You Wish 3. Stella by Starlight 4. Lift 5. Okinawa 6. Boogie Stop Shuffle Sax Intro 7. Boogie Stop Shuffle Chris Potter (ts,ss) Kevin Heys (p,fender rhodes) Scott Colley (b) Bill Stewart (ds) Sunnyside (ssc 3022) 2002 さて、今日はハロウィーンです。 「お菓子くれぇ~~」って、あの日。(おいおい、略しすぎぃ) ま、広いニッポンの何処かでは、厳かに?このイヴェントが行われているのでしょうが、、 我が家では、ちょこっと、お飾りがでるだけです。 ---- 諸聖人の祝日の前夜(10月31日)の祭り。秋の収穫を祝い悪霊を追い出す古代ケルト人の祭りが起源。アメリカでは、カボチャの提灯(ちょうちん)などを飾り、仮装した子供たちが近所の家々からお菓子をもらう。 ---- だそうですから、「悪霊の部類の方々」、、くれぐれも、、お気をつけて。。(爆) 因みに、私、、カボチャ、といえば、、やっぱ、星祭りでーーす。 冬至の事ね。実家では、星祭りと言っておりました。。 あぁ、清く正しいジャズファンは、悪霊払いは、クリポタでぇ。 そして、明日から11月です。 楽しい11月でありますように。。おぉ、神様。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月31日 18時27分54秒
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