1955700 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

My Secret Room

My Secret Room

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カテゴリ

カレンダー

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2009年03月27日
XML
カテゴリ:JAZZ
AX
地球から眺めた時に、夜空に大きく君臨するのは月ですが、太陽系の中でばかでかい惑星は木星。
その大きさ、質量、ヘンなしましま模様、、どれをとってもチョーー魅惑的個性的です。
映画の2001年宇宙の旅では、木星に向かって旅しますよねぇ。。
子供の頃読んだ本では、成分のほとんどガスで、常にあちこちで爆発が起こってるいるとあった気がいたします。
すげぇ!!群馬の田舎で育ったわたくしは、雷の轟く夕闇が恐くて恐くてしかたがなかったのですが、、
ソンなんと、比べものにならないくらいの大きな音がするんだろうなぁ。。
あ、空気がないから、音しないのか。。。ナ?って、雷と一緒に、すんな。って、言われそうですね。

しかし、偉そうにしてたって、、こんなに情報があふれてル昨今なのに、木星に行ったヤツは居ないのだぁ。
そう考えるととても不思議でしょ。ホント不思議なのね。。
人は、まだまだ小さな箱の中で生きているのでした。
ゆえに、大きな想像力を持ったのかもね。

Seamus Blakeはイギリス生まれで、現在アメリカに在住。
このアルバムはイタリアツアーのカルテットでの、ライブ盤二枚組。
去年リリースされて、値段もお手頃なライブ二枚盤、何よりテンション高い演奏で話題盤でした。
クリスクロスのJesse Van Rullerのアルバムで聴いたのが最初かな。。?
もう、ご多分に漏れず、うまいのです。
が、、正直、、最初に聞いた頃って、、なんかピント来なかったんですよね。あはは。
従って、去年鳴りもの入りでこのアルバムがでたときも「はぁ」みたいな感じ。
何となく、買い損なってましたが、周りでの評判がこれが、、いいのです。
どーーしても、聴いてみたくなりました。(笑)
で、、今回、このライブ二枚組聴いたら、なんか、以前とイメージ違う気がする。
なんだろう?わかんないけど、なんだか、好みの方向に変身してる。。

まずは、1枚目。いきなりハイライト。
冒頭はまぁ、普通に始まるのですが、電気で歪ませた効果音が不穏なムードを創りだす。
超シリアス、硬質で甘さのかけらもなくテンション高いパ^カッシブに弾きまくりのキコスキーのピアノがめちゃくちゃかっこいい。紫の煙の中を稲妻が駆け抜けるようなかっこいいイメージ。
当然、リズム隊が煽る中テンション高く叫ぶシーマスも入っていきなりハイライト的展開のThe Jupiter Line。やっぱ、木星は凄いのだァ。
陽気に動きのあるリズムの中、エフェクターかけてユーモアも感じるサウンドながらやってることはハイテクニック。しっとりと始まった次曲は、ドビッシーの曲をモチーフにしたもの。鬼のようだったキコスキーが透明感ある美しフレージングを聴かせたりしちゃって、もう、、やるなぁ。
現代的で都会の響きを持つFear Of Roaming。シーマスさまは粋な感じ。長尺なフレーズが次々と続き自信満々なプレイが続きます。なんだか、期待以上のテンションの高さにそれいけ二枚目!

なんと、ここでも予想外の展開♪
エリントンのThe Feeling Of Jazzをリラックスムード、歌心たっぷりに吹き始めるのです。
やるなぁ。ソロでは、高速フレーズもはさみますが、奔放に粋な感じ。
一転、ビターでシリアスな路線のSpacing。
ジャヴァンのLadeirinha。哀愁たっぷりのメロディを切なく吹ききる。これも、かっこいいのですねぇ。
低音の暖かさとメロディが妙にマッチするDarn That Dreamは、サックスカディンツアから。
深い息のような素敵な音で、スタンダードをゆったり聴かせます。時折、指の練習もいれながら。(笑)
最後は、ジョンスコの曲.Dance Me Home。一気に緊張感がまして、ピアノが全体のテンションを引っ張りあげます。効果音がうまく入って、後は全員で疾走体制。行けぇ!!シーマス!!

シーマスの名義ではありますが、キコスキーと双頭と言ってもいいくらいの活躍。
硬質でカンカンと叩き出すフレーズが小鬼のようにかっこよかったですナ。
シーマスの堂々とした吹きップリ、ちょっと、驚きざました。。
ホント、今までなに聴いてたんだか。。
ライブのホットな感覚で楽しい二枚組でやンした。

そして、、今日も木星は太陽を回るのでありましたァ。。

Disc1
1.The Jupiter Line
2.Way Out Willy
3.Debussy String Quartet In G Minor
4.Fear Of Roaming
Disc2
1.The Feeling Of Jazz
2.Spacing
3.Ladeirinha
4.Darn That Dream
5.Dance Me Home


Seamus Blake ( ts )
David Kikoski ( p )
Rodney Green ( ds )
Danton Boller ( b )

今日から高速の千円ポッキリがスタートですよね?
ちょっと、寒いけど新潟はまぁまぁのお天気。。行楽にお出かけしたんでしょうか?

んじゃ、退散♪






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年03月28日 19時48分52秒



© Rakuten Group, Inc.
X