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テーマ:同居は嫌ですか?(1164)
カテゴリ:国際結婚・国際同居の生活
ババの鼻は折れていなかったけれど
ヒビかちいさく入ったみたいなことを言っていた。 頭のCTをしたら、右のコメカミあたりの脳に 黒い小さな点が見られて、それが何かわからないので 近々MRIで検査するように言われた。これが今の心配。 月曜日は5時ごろ夫と帰宅した。 ババはつかれきっていたので、ジジババの分も夕食をつくり しばらくあちらの家ですごした。 隣の部屋で私が一晩寝ようかといったら ババは大丈夫よ、といったので、自宅で寝た。 寝る前と夜中に一度、ババの様子を見に行った。 こんな状態でも、ババはジジのために3回ほど起きたらしい。 毎晩、3~4回はジジの尿瓶かトイレのためにババは起きる。 そして昨日火曜日は、ジジの針治療の予約があった。 この予約、私がつれていくからババは家にいるよういった。 そのつもりをしていたらしいのだけれど 昨日、起きたら転んだあとのショックがでてきていて ババは首ががっちがちに痛くて、体中痛くなっていた。 ババも針治療をしてもらえるから、自分が連れて行くといった。 ババに運転させたり、ジジの車の乗り降りやら そして、歩いているときにまたジジが転びそうになったら大変だからと やっぱり私が運転して、二人を連れて行った。 トランクにはジジのポータブル車椅子を乗せた。 ナナミをつれていたので、結構大変だった。 針治療の待合室でまっているときにババが ナデシコが仕事に戻らなくてもよかったらいいのに。 あなたが私らの専属ナースになってくれたら。。。 それができたらどれだけいいか。。。 ちょっと涙目になりながら言った。 私も目がブワワワァ~となってしまった。 仕事といっても、週二回だけで5日は家にいるから大丈夫。 ジジババの専属ナースになってあげられるよ。 そのために私らが引っ越してきたんじゃない。 自分が今、なぜここにいるのか。 なぜこの境遇の中で暮らすのか。 夫と結婚しジジババと同居していること。 ナースを職業として選んだこと。 ナナミがこんなにやりやすい手がかからない赤子であること。 すべてが意味のあることのように感じた。 自分のこれまでの選択がすべて生かされている。 使命感みたいなものがまた沸いてきた。 ジジは車椅子やら歩行器やら、杖でさえ使うのを拒む。 自分はこんなもの必要ないという。 そして、転ぶ。 ババのいうことを聞かない。 針治療も、そのあとのババのマンモグラム(乳癌予防の定期健診)も 駐車場からビルまで、ジジは車椅子移動。 ババがマンモグラムをしている間、ジジとナナミと3人で 日本レストランに行ってランチをとった。 それからババの病院に戻って再び車椅子をトランクから出した。 ジジが 「これにどうしても乗らないといけないのか?」 というから、 「イエス。」 とはっきりといった。 「なんで?」 「私はナナミを抱えないといけないから。 ジジは大丈夫だというけれど、万が一ジジが転んだときに 私はジジが転ぶのを見ていることしかできなくなるから。」 ジジは素直に車椅子にのってくれた。 ババは強い人だと思う。 ババはこうやってジジの世話をずーっとやってきた。 現状のジジの介護は伴侶であるババの仕事だと思っていた。 私らは経済的にサポートしているんだし 万が一のときにはすぐそこにいるんだから ちょっと手伝うぐらいで大丈夫だと思っていた。 もっと劣悪の境遇と病状で伴侶を介護しているお年よりもいる。 ババはまだありがたいほうやで~。 などとずっと思っていた。 そんなふうに思える状況ではなくなってきたなと昨日感じた。 これだけなら、プレッシャーになってしまうけれど ババから直接に言われた彼女の切実な願いをきき 使命感=自分にならできる。 この気持ちが生まれてくれたことはとてもありがたいことだと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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