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カテゴリ:JR四国ものがたり列車
2014年の運行開始以来、高い乗車率と美味しい食事で人気の伊予灘ものがたり。乗客の減少と過疎化で経営の苦しいJR四国にとって貴重な観光資源となっている列車です。私自身もこの列車は2回乗ったことがありますが、そのうちの1つ大洲編を取り上げたいと思います。
![]() 伊予灘ものがたりは1日2往復、主に週末に松山~伊予大洲・八幡浜間を予讃線の海沿いの区間をゆっくりと走ります。 ![]() 車内の一部です。4人がけと2人がけのソファシートが主体で、全車快速グリーン車指定席扱いになります。青春18きっぷでは乗れません。 ![]() 伊予灘ものがたりのハイライトの一つ、下灘駅での様子です。下灘には全列車とも10分前後の停車時間が確保されていて、ここで記念撮影をしたり駅舎の近くを散策したりと思い思いの時間を過ごすことが出来ます。 ![]() こんな絶景も見ることが出来ます。しかも速度を落として運転してくれるので撮影も出来ました。 ![]() 何といってもこの列車のメインは、沿線のレストランとコラボした食事です(※食事は乗車4日前までの予約要。みどりの窓口で予約可)。各列車毎に食事の内容が異なる他、2ヶ月おきにメニューも変わるこだわりは半端ではありません。列車ごとの主な内容は 大洲編(午前便の松山→伊予大洲):ヨーヨーキッチンのモーニングプレート 双海編(昼便の伊予大洲→松山) :レストランからり(内子町)の和洋折衷お重 八幡浜編(午後便の松山→八幡浜):門田のフレンチ懐石(ローストビーフが必ずつきます) 道後編(夕方便の八幡浜→松山) :プチパリのハイティー(スイーツのプレート) と、バラエティ豊かな構成になっています。特に双海編と八幡浜編から席が埋まっていくので、初めて乗ったときには大洲編しか空席がありませんでした。平均乗車率も90%前後を叩き出した人気も頷けます。 さて、朝の大洲編ですが、モーニングプレートとしてパンと主菜、副菜のサラダ、季節のフルーツ、スープ、コーヒーまたは紅茶が楽しめます。大洲編のこだわりは野菜が新鮮であること。しかも、青臭くないので野菜やきのこが苦手な子どもたちにもオススメです。メインの肉や卵料理に匹敵し、主役を張ることが出来るくらいのサラダの味には感動でした(^~^)。 観光列車でもあるのでお土産や車内で飲食できるメニューも充実しています。勿論、ビールや日本酒も楽しめますがやはり愛媛。シーズンパックの100%みかんジュースは一飲の価値ありです。 おもてなしも充実していて、日替わりで1~2品沿線の企業やお店、自治体からプレゼントがもらえることが多いです。大洲編に乗車したときには2品もらうことが出来、大洲市から里芋カレーと鰹節で有名なヤマキからマグロ節をお土産に頂きました。こだわりの食事と穏やかな伊予灘の旅情、都会の喧騒をしばし忘れさせてくれる旅となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.29 07:11:19
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