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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2024.02.10
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カテゴリ:車内販売


来月のダイヤ改正から山陽新幹線で続けられていた車内販売が縮小されます。車内販売は定期列車では年々、縮小の一途を辿っていて、将来的にはほとんどが見られなくなる光景になるかもしれません。嘗ては、新幹線や特急には車内販売があることが定番でしたが、駅以外での食や物販が充実してきたことから、品数の少ない車内販売は売り上げが減ってきていて、どの鉄道会社も難題を抱えていた問題になっていたのです。



車内販売の魅力の一つは、その場で温かい飲み物や冷たい物をすぐに味わえる点です。近年ではコーヒーですら挽き立ての豆をドリップして提供するマシンがコンビニでも出てきたので、これを車内に持ち込んで飲む人も一定数ですがおられます。冷たい物であればペットボトルの飲み物がいっぱい出ていますから、ワゴンの容量的に品数が増やせない車内販売は不利になってしまうんですよね。



特に食の面はそうで、駅弁については残念ながら車内で買うものについてはあまり魅力を感じませんでした。品数もさることながら、現地で買った方が楽しめるものがありますから付加価値のないものについては残念ながら淘汰されます。最近は、セブンイレブンで駅弁屋監修のおにぎりが売られたりするなど、ジェネリック駅弁やコラボ企画の商品がどんどん出てきています。目新しさを求める消費者にとっては魅力的に映るわけです。



ただ、車内販売が完全になくなるわけではありません。これは昨年の11月から始まった新幹線のモバイルオーダーサービスで、グリーン車限定で新たな形で継続をすることになりました。山陽新幹線もこれに追随する形でグリーン車のモバイルオーダーサービスに変わります。ちなみに新大阪~博多間では、ほとんどののぞみ、ひかりに乗って7号車の車販準備室に向かうと、普通車の乗客でもコーヒーやアイスなどを買うことが可能だそうです。この待ち受け販売は、4年前に管理人が最後の700系に乗りに行ったときに一度だけ経験したことがあります。



車内販売縮小の一番の要因は、売上以上に労働者の人口が減っていることにあります。言い換えると、若い人が少なくなってきていて、どの業界も人材の奪い合いになっているんですよね。そこで最近増えているのが昨年の考察でも出した冷凍自販機です。これが新幹線の駅でもどんどん置かれるようになってきていて、のぞみの停車駅では車内で名物だったスゴクカタイアイスが売られるようになりました。他にも、大阪駅や福井駅などでは駅弁の自動販売機も登場するなど、対面での販売が少なくなってきています。

現在、車内販売を行っている列車は、東海道・山陽新幹線以外だとJR東日本管内の新幹線、ひたち、あずさの長距離在来線特急、全国の観光列車になります。定期列車については残念ながら将来的に廃止を示唆している会社が多く、こういったところで社会の歪みを簡単に感じることができるのは寂しい限りです。

それでも、車内販売は残していく義務があります。それは非常時のときに役に立つからです。先日の大雪で中央本線が立ち往生したというニュースは記憶に新しいところですが、こういったときに車内販売で温かい食料や飲み物を提供していくことはライフラインの維持につながります。旅行者が安心して旅行できる要素の一つに車内販売もあると考えていますから、完全に終わらせたくはないですね。





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最終更新日  2024.02.10 08:34:59
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Re:車内販売の将来について考える(02/10)   jiyma21 さん
おはようございます。
旅の風物詩以外でも、車内販売の必要性は大きいですよね。人件費とかの問題はありますけど、無くてはならないものです。 (2024.02.10 09:30:35)

Re[1]:車内販売の将来について考える(02/10)   なめこ先生@食べ鉄 さん
jiyma21さんへ

車内販売も合理化の波が押し寄せていますが、付加価値の高い物やその土地でしか買えない物を追求することで、売り上げアップや集客アップにつなげる方法にもなるんですよね。今だったら、アルコール類で山崎や白州などのウイスキーを出したらお客さん、ある程度は来ると思いますよ。 (2024.02.10 23:15:26)


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