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カテゴリ:観光列車
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地道に昨年から活動を行っての一つの節目だと感じています。皆様ありがとうございます。今後もいろいろな食べ鉄を体に気をつけながら行っていきたいと思います。引き続きご愛顧のほど宜しくお願いします。 さて、先月の遅い夏休みの話題で越乃Shu*Kuraを取り上げましたが、実は本当のメインは今月で定期運転が終了するきらきらうえつの乗車でした。今日はその乗車記です。 きらきらうえつは新潟~酒田間を走る羽越本線の臨時快速で、2001年から走り始めました。特急形の485系を改造したハイグレードの車内や、特急に匹敵するスピードで長距離を走る快速であることから18きっぷを使うユーザーには重宝されてきた貴重な存在です。年に数回、リゾートしらかみと接続して長躯秋田まで延長運転を行う日もあり、乗り得列車としても広く知られてきました。しかし、車両が40年以上と古いことから老朽化が進行しており、さすがに寄る年波には勝てず、遂に引退をすることになりました。写真は高架化が進む新潟駅に入線する様子です。 先頭車の運転台後方は展望車になっていて、前面展望を楽しむことが出来るようになっています。 車内は通常の485系と同じ2列シートが並んでいて、リクライニングシートが910mmピッチで並びます。全車指定席のため指定券が必要ですが、各駅停車の本数が少ない羽越本線の速達列車として、また7往復走る特急いなほの補完列車としても活躍をしてきました。 2号車はラウンジ「茶屋」になります。ここで飲食物を購入すると、車内の展望シートが40分利用可能になります。記念のスタンプは3号車にあります。車内は引退が間近ということもあって、非常に賑わっていました。 往路の酒田行きは途中の桑川で約10分停車し、撮影を楽しめます。10月からは新しい観光列車「海里」に引き継がれ、車内のサービスや食事も格段にグレードアップが図られる予定です。きらきらうえつは定期運転引退後は12月まで臨時列車に充当される予定で、ここが本当のさよなら運転になるものと思われます。古きよき旧国鉄の特急車両も残り僅かになってきました。分割民営化から32年、お名残乗車はお早めに確保を薦めます。 【おまけ】 485系特急形電車は1964年から約15年間にわたり1300両ほどが製造され、四国以外の全国で幅広い活躍をしました。中には高速対応を施された車両も存在し、嘗てはスーパー雷鳥やかがやき、きらめき、はくたかで北陸本線を130kmで、はつかりで青函トンネルを140kmで疾走する時期もあり、在来線の高速化に大きく貢献しました。現在はこのきらきらうえつを含めて現存する車両はJR東日本の20両しかなく、全て臨時列車としての運用になっています。きらきらうえつ以外で乗れる485系の列車は以下のとおりです。 華:お座敷列車。幅広い区間で臨時列車として運用。新宿~甲府間や奥多摩に入る臨時列車などで入るケースが多いです。 リゾートやまどり:高崎線、上越線、吾妻線で運用。乗るならば主に大宮~中之条間の四方温泉やまどり、水上~越後湯沢間のやまどりもぐらループなどが主な列車。週末によく運用されるので乗りやすいです。 ジパング:盛岡~平泉~一関、もしくは仙台~平泉間での運行が主体です。ただ、運転日が少ないので要注意。車齢も特に古く予断を許さない状況です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.23 21:34:56
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