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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2021.05.12
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カテゴリ:観光列車
乗車記の2回目は本来の運用区間である肥薩線での様子を振り返ります。

いさぶろう・しんぺいは過去に4回乗ったことがあり、人吉~吉松間はスイッチバックやループ線など鉄道の旅の醍醐味を凝縮して楽しめる観光区間として近年、脚光を浴びた路線です。



鹿児島側の発着点は吉松です。吉松では、はやとの風との接続が取られているのでスムーズなアクセスが出来るダイヤとなっています。いさぶろう・しんぺいは基本的にはキハ47の2両で運転されることが基本ですが、週末やハイシーズンには3両に増結されます。増結のキハ140(キハ40のエンジン換装車)の中央部には展望スペースが整備されていて、天井近くまでガラスが貼られているので眺望がしやすい構造に改造されています。また、増結車はかわせみやませみの予備車としても使われることがあります。



停車中の様子です。列車の名前の由来ですが、肥薩線開通当時にゆかりのあった逓信大臣(今の日本郵政につながる組織で、旧郵政省でもあります)山縣伊三郎と鉄道院総裁の後藤新平の2人の名前から採られました。人名を列車名や特急名にするのは珍しいことですが、海外では結構多かったりします。ちなみにヨーロッパのインターシティでは、ベートーベンやヨハンシュトラウスなど著名人の名前のついた列車が走っていたことがありました。日本では、これ以外だと篠栗線・筑豊本線を走る特急かいおう(直方市出身の元大関魁皇、現在の浅香山親方から)や土佐くろしお鉄道のしんたろう・やたろう(土佐藩の志士中岡慎太郎と三菱の創始者岩崎弥太郎から)、東北本線の快速アテルイ(平安時代初期の蝦夷)が存在します。嘗ては、シーボルト(フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト)という特急が2年間だけありましたねえ。



真幸(まさき)駅の駅舎です。この駅では入場券の販売が行われていて、幸せが来るということから縁起物の切符として人気があります。この他、停車時間を使って幸せの鐘を鳴らすことができます。



人吉~吉松間の各駅では、停車時間がそれぞれ長めに取られているので、駅付近の散策や保存されている蒸気機関車の撮影をゆっくり楽しむことができます。客室乗務員さんとの撮影や駅によっては物販を実施している日もあるので、地域の方とのふれ合いも魅力です。飲みすぎてピンチのときは駅でトイレを気軽に済ませられるのが有難いですね。



肥薩線のハイライトの一つ、えびの高原の絶景です。列車は一旦停車してくれるので、晴れた日には雄大な光景を撮ることができます。大都市の通勤路線や幹線では味わえない魅力です(^ー^)。海外の鉄道雑誌でもscenic line(風光明媚な観光路線)として知る人ぞ知る路線となっているのです。



大畑(おこば)駅をループ線の途中から撮影したものです。スイッチバックやループ線は、険しい峠越えを円滑にかつ緩やかに坂を上ったり下ったりするために構築されたもので、貴重な鉄道の黎明期の路線を今に伝えるものとして残っています。肥薩線は元々の鹿児島本線で、明治時代の当初は鉄道の開通はビッグニュースでした。



大畑停車中の一コマ。のんびり散策しながら移動するのも乙なものです。



各車両の中間部分には車内販売スペースがある他、記念乗車証とスタンプが押せるスペースや、沿線の観光案内が置かれています。本来の肥薩線での運行時には、人吉の有名駅弁「栗めし」を買うことができます。この栗めしは絶品の駅弁なので、写真を取り損ねたのは痛かったです。



本来の運行区間を示すサボです。1日も早い復興と復旧が待たれます。



6年前に乗った当時の人吉駅での一コマです。九州横断特急は運行区間が縮小されて現在は人吉にキハ185系が定期で乗り入れることはなくなりました。その代わりに新設されたのが、2017年の3月から走り始めたかわせみやませみです。設備もより豪華に、サービスもグレードアップされて登場したので指定席の取りにくい列車(特に週末やハイシーズンが満席になることが多いですが、平日は比較的席が取りやすくなっています)の一つとして認知されるようになりました。

3回目からは、かわせみやませみの方を紹介していきます。





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最終更新日  2021.05.13 21:46:01
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