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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2022.04.08
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カテゴリ:観光列車
しまてつのカフェトレインはこの回で最終回です。最終回は旅のtipsなどを綴っていきます。



大三東を出発してから10分ほどして終点の島原に到着します。到着前はアテンダントさんの肉声で「島原の子守唄」の生披露がありました。実はこの島原の子守唄、文献を調べてみたら曲を作った宮崎康平氏は何と島鉄の役員を当時勤めていた方で、島鉄とゆかりのある歌であることを知ったのです。曲調も歌詞も難しい歌なのですが、美空ひばりやペギー葉山など数々の有名歌手がカバーしたことで知名度も一気に広がりました。歌詞がとにかく悲劇の歴史を辿った跡も伺えます。




終点の島原駅は島原城をモチーフにした立派な駅舎が建っています。嘗ては福岡や長崎方面からも直通列車が走っていたので、拠点駅に相応しい設備が整えられた立派な駅舎です。



島鉄は島原から3駅先に行った島原港(旧島原外港)が終点ですが、2008年までは線路はここから南部の加津佐まで伸びていました。廃止の大きな原因は普賢岳の噴火で、噴火が終息した後の財務状況が一気に悪化したことから、鉄路の縮小を余儀なくされました。口之津や加津佐方面へは、1時間に1本代替バスで移動することになります。島原の乱の激戦地となった原城跡も約1時間で行くことができます。

ここからは旅のtipsです。島原半島は温泉も含めて観光地が結構多く、見どころがいっぱいです。

【tips 1:無料券や乗車特典をフルに活用しましょう】
カフェトレインに乗るともれなく島原城と四明荘の入場券がもらえるので、せっかくの機会ですから是非行っておきましょう。カフェトレインはランチコースが5000円、スイーツコースが5500円なのですが、内訳は諫早~島原間の往復運賃、ランチもしくはスイーツ料金、飲み物代、サービス料、座席指定料金、島原城と四明荘の入場料860円を合わせたパッケージ料金となっていますので、食事についてはそんなに高くはないのです。むしろ、往復の鉄道料金を考えると、良心的な価格設定になっています。これに乗車特典として島原市内の店舗で割引などが適用されたり、地酒の試飲やぐい呑みのプレゼントなどがあったりと、じっくり観光を楽しむのであればものすごく使える列車なのです。第3セクターや地方私鉄の観光列車は、雪月花やことこと列車などのように高額なものもあるので、手軽に楽しむのであれば、使ってほしい列車ですね。

【tips 2:熊本や三池方面にも抜けられます】
片道料金が勿体ないのですが、フェリーや高速船を使って熊本や大牟田に抜けることもできます。フェリーは終点の島原港から徒歩ですぐのところにあるフェリー乗り場から乗車します。

熊本までは熊本フェリーと九商フェリーの2社が高速船と一般のフェリーを運航しているので、時間帯や価格によって選択することができます。熊本フェリーの高速船は、対岸の熊本港まで30分、そこから熊本駅までは25分ほどで到着するので、時間が合えば1時間台で周遊が出来るのです。また、1日4本大牟田(三池港)に抜けられる高速船も走っているので、三池港からバスと西鉄を乗り継いでいけば、福岡まで2時間で戻ることもできます。天神や中洲、薬院、副都心の大橋などの繁華街に行く場合は、有効な選択肢となるでしょう。

【tips 3:時間があれば天草も】
島原からは南部方面の接続バスが1時間に1本出ているので、天草に行くこともできます。天草へは口之津から島鉄フェリーが出ていますので、これに乗れば対岸の鬼池港まで30分で着きます。鬼池港からはバスがありますので、ここから本渡まで行けば、観光の起点になります。天草も風光明媚な場所ですので、三角からバスやJRで入るルートがメインですが、フェリーもなかなか乙なものですよ!

ラッピング車両になってからは初めての運行日に乗ることが出来ましたが、食事もなかなかの味でしたので、機会があれば松浦鉄道の乗り潰しやふたつ星4047の乗車と合わせて2回目という選択肢も出てきたかなと思いました。次は9月か10月に乗り込めたらと計画してますが、他のイベントも絡めて行けるといいかなあ。





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最終更新日  2022.04.08 21:33:37
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