カテゴリ:アクトレスキャプテンのつぶやき
今回、世間で騒がれているニュースに関して、ソフトボールに全然関係ないことを語ります。 先日、防衛相の久間章生さんが「原爆が落とされたのはしょうがない」と発言し、散々に物議を醸して、昨日、この非常識なオッサンは辞任しましたね。 そこで今回はこの「しょうがない」という発言に対して語らせていただきます。 ボクはかなり昔から仲の良い友達や弟妹に「絶対に“しょうがない”という言葉を自身のために使うな。」と言ってきました。 『しょうがない』・・・「仕様がない」という言葉が濁った言葉で「どうすることもできないね」って意味の言葉です。 つまり、この「しょうがない」って言葉は、『自分自身』に使う言葉ではないのです。他人の過ちを許す言葉なんです。 A「さきほど連絡しましたが、事故で道が混んでてバスが遅れて遅刻しました。」 B「そうか。それはしょうがないね。大変だったねぇ。」 ・・・これは“しょうがない”の正しい使い方です☆ A「しょうがないやん。バスが遅れたっちゃけん。」 B「・・・・・・。」 これが“しょうがない”の誤った使い方です。 違いがわかりますか? つまり、「しょうがない」とは、あくまで周りの人に掛けてもらう言葉、掛けてあげる言葉であり、自分自身に使えば言い訳を正当化するためのアクセントにしかなり得ないのです。 自分で自分の失態を正当化して、それを相手に納得させようとしている。いわば「言い訳」の押し売りです。開き直りです。 こんな使い方をするヤツは本当に腹が立ちます。 昔、ボクやだいぞう選手がサッカーをしていた頃、頻繁にこの言葉を自分自身のために使うヤツがいて、ボクはそいつに思いっきりビンタをぶちかましたことがあります。こういう自分の意思を持ってないヤツは自分の格を下げるだけです。悲しいヘタレなヤツです。 ただ、アクトレスにはこの言葉を自分自身に投げかける人はいません。 もちろん、あくまでもボクが観た限りの主観ですが、アクトレスには悪ガキはいてもヘタレはいないということでしょうか(笑) なので、ここまで読んでいただけた方々には、なぜ今回の久間防衛相の発言が「原爆への失言問題」にとどまらず、より大問題となったかがご理解いただけると思います。 このバカなオッサンは「しょうがないよアメリカくん。原爆は戦争を終わらせるために必要だったんだよね。」と言ったわけです。 もっとも、辞任会見では見苦しい弁明で「普段から使っている“しょうがない”という言葉が出てしまった」だの「九州ではよく使うのですよ」だの言っていましたね。 とことん、こいつはバカなヤツです。 そんな言葉を頻繁に使っているからそんな情けない幼稚な答弁しかできないし、前述のとおり「己の格」を下げてしまったのでしょう。まさに『“核”を認めて“格”を下げた』と言ったところでしょう。この瞬間、こいつの政治生命は絶たれましたね。長崎や広島の原爆被害に遭われた方々やそのご家族、ご遺族にとっては当然の報いです。 しかし、よりによってこんなバカなヤツが日本の初代・防衛相とは・・・。 日本ってなんかおかしくなってませんか。 もし、ボクに「明日から1年だけ総理大臣やって」なんて依頼が来れば片っ端から構造改革しますが☆ なんにせよ、少なくともアクトレスの皆さんだけは「しょうがない」とは周囲の人につかう気遣いの言葉としてつかってくださいね☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.04 11:57:34
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