昨日のおぞましき格闘からちょうど丸一日を経過したその日、キャプの自宅にまたも悲鳴がこだまします。
悲鳴の主は奥方のまるこさん。
「出た出たゴキが出た！また出た！デカイ！」ともはや言葉になっていない“ＳＯＳ”にボクはすぐさま神器の『ハエタタキ』を手にします！
そして向かった洗面台には黒々とした今夏最高のでっかいゴキブリが触覚をうねらせてたたずんでいたのです！
ボクが室内に入ってもまるで動じないこのデカゴキブリ。うねらせた触覚はまるでボクをあざ笑うかのようで、ハエタタキを握り締めるボクは昨夜のおぞましき一件を思い出し、ふつふつと怒りと殺意が沸いてきます★

「このブタゴキがぁ！昨日はよくも俺の足を這い回ってくれたなぁ！」

その殺意から振りぬかれた一閃は見事な放物線を描いてゴキに炸裂！！！
まさにドラクエでいうところの『かいしんのいちげき！』
その威力は半端じゃなく、なんとこの一撃を食らったゴキブリはまるで花火のようにバッラバラに吹き飛び、洗面台に残骸が飛び散ったのです！！！

「うぎゃああああぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！！！！！！」

結局、二夜連続のそのおぞましさに叫ぶキャプ夫婦。もはや原型すらとどめていない異様な黒い残骸はもはや拾い集めるのも気持ち悪く、キャプのおとんに拾い集めてもらいました(苦笑)
ちなみにこのバラバラのゴキの死体をかき集めるおとんはしゃがみこみながらこう呟いていました。

「いったいどげんか殺し方ばしたとじゃろかね…。」

そんなわけで皆さん、真夏のゴキブリ退治に『かいしんのいちげき！』はやり過ぎのようです(笑)