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カテゴリ:重賞予想
昨年のマイネサマンサ、一昨年のヤマニンシュクルは後方からの競馬で
優勝しています。今週の競馬ブックにも過去10年の傾向で 「差し・追込が決まる。脚質からの狙いは直線勝負に賭けるタイプだ。」 と書いてあります。 これだと、せっかくコースチェックしたのにダメ・ダメ(>_<)という結論。 本当にそうなのでしょうか? 過去10年の傾向は面白いのですが、ブックの通り少ないサンプルから 結果を出して決め打ちの書き方になるので、いまいち納得できません。 やはりその「理由」が欲しいです。 で、過去5年3月中山の芝1800m前4Fと後4Fのラップを調べてみました。 凡例:○・・・逃げ・先行勝ち、×・・・差し・追込み勝ち 2007年 ・中山記念 前48.2-後47.7○ ・両国特別(1000万) 前49.2-後47.1○ ・中山牝馬ステークス 前49.0-後49.4× 2006年 ・中山記念 前49.1-後48.0○ ・両国特別(1000万) 前51.1-後47.3○ ・中山牝馬ステークス 前47.8-後47.7× 2005年 ・中山記念 前48.0-後47.3○ ・両国特別(1000万) 前49.4-後46.9○ ・中山牝馬ステークス 前50.2-後47.4○ 2004年 ・中山記念 前46.5-後47.3× ・メイズイメモリアル (1000万) 前48.9-後47.3○ ・中山牝馬ステークス 前46.8-後47.8× 2003年(注) ・中山記念 前48.0-後48.1○ ・両国特別(1000万) 前47.4-後49.2○ ・中山牝馬ステークス 前47.1-後48.1× 注)2003年は東京改装により3月は第3回開催となっている。 中山記念や1000万条件のレースを見るとだいたいが後傾ラップになって いることが分かります。 小回りでコーナー4つ。前が速くなければ(普通は速くならない)最後に脚の残って いる前が有利になります。 ところが、2005年を除いて中山牝馬は全て平均または前傾ラップ。 なぜか? ★★仮説★★ このレースに出走するのはマイラーが多く、速い流れの経験馬が多い。 よって、マイルのレースをしてしまう。必然的に前が速くなり最後の 200mで止まってしまう馬が出ると考えるのはどうか? 牝馬の場合、長距離レースがもともと少なくこのレースにしても前走が 京都牝馬S(芝1600m)からの参戦が多い。普通1800mはマイル と違って途中ゆるむところがあるのだが、厳しい流れのまま直線に入り 坂があるので、前の馬は脱落。後ろからの差しをゆるしてしまうの ではないか? (-ω-;)ウーン、今回がこれに当てはまるのか・・・それとも2005年のように コース通りの決着になるのか? もう少し考えてみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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