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カテゴリ:重賞予想
桜花賞同様に、過去に出走馬が出たレースを振り返ります。
気になるところにアンダーラインを引いて、その馬の特性をみます。 ----------------------------------- 参考レース1<朝日杯FS>09/12/20 【レース回顧】中山芝1600m 内からバトルシュリイマン好スタート。続いてダッシャーゴーゴー、 ツルマルジュピターが続く。人気のローズキングダムは中団内。割と縦長。 3角過ぎて中団の馬が前に。 4角から直線入り口まで前が一団となる。その中から一旦エイシンアポロンが抜ける が外から力強い脚で上がってきたのが人気のローズキングダム。あっさりエイシン アポロンを交わすと最後は手綱を抑える余裕の勝利。 【ハロンタイム】良 前46.1-後47.9 △0-▼6-▼1瞬発戦 12.0 - 10.8 - 11.4 - 11.9 - 12.3 - 12.3 - 11.7 - 11.6 前半速かったが、その分4角辺りでスピードアップせずに、最後の直線勝負と なりました。(その分前の馬は後ろが突き放せなかった) 昨年に近いラップ構成(前46.3-後48.8 △1-▼9-△3 瞬発戦)で、ここを 勝ったセイウンワンダーはその後クラッシックで活躍しています。今年のローズ キングダムも来春が楽しみになりました。 【上位馬回顧】 1着 8番ローズキングダム 牡2 55 小牧太 01:34.0 34.7 橋口弘次郎 1人気 中団内追走。そのまま4角馬群を通すと直線で外に持ち出す。前とは2馬身差。 残り200mから追い出すと一頭だけ違う脚色で抜け出し、最後は持ったまま。 完勝。 強かったです。前走では最後叩き合いを制しましたが、今回は会心のレース。 距離もマイル以上で十分戦える力があることを見せました。 このままクラッシックの有力候補間違いなし。次は何を使うか楽しみですが 今回のメンバー(トーセンファントムが故障したのは残念)には負けないレース だったと思います。 2着 12番エイシンアポロン 牡2 55 池添謙一 01:34.2 35.2 岡田稲男 2人気 上手く前につけて先団外追走。4角外に出して直線で一旦抜け出すが、勝ち馬に 交わされると抵抗できなかった。それでも3着には2馬身差をつけた。 勝ち馬と違って、こちらはマイルまでの感じ。前で競馬ができて最後まで伸びる のでクラッシックよりNHKマイルに標準をあわせるといいかもしれない。 4着 3番ガルボ 牡2 55 吉田隼人 01:34.6 35.5 清水英克 12人気 好スタートで先団内追走。4角でスピードアップした時についていけない 感じだったが、直線で馬場の真ん中に出すと最後はいい脚で上がってきた。 未勝利を勝ち上がったばかりでどうかと思ったが、いい走りだった。中山 が合っているのかもしれない。 ----------------------------------- 参考レース2<ラジオNIKKEI賞>09/12/26 【レース回顧】阪神芝2000m ヴィクトワールピサ好スタート。外からエーシンウェズンがハナに立つと コスモファントム2番手。人気のヴィクトワールピサは中団後方追走。 向正面は縦長。4角までは全体が縮まっただけで隊列変わらず。直線先頭 エーシンウェズンだが、2番手コスモファントムが先頭に立つ。しかし 外から一気に駆け上がったヴィクトワールピサが前を交わしてゴール。 2着は内で粘ったコスモファントム。 【ハロンタイム】 良 前61.7-後59.6 ▼6-▼2-△4瞬発戦 12.6 - 11.0 - 12.7 - 12.9 - 12.5 - 12.6 - 12.2 - 11.6 - 11.4 - 11.8 昨年は(良 前59.9-後61.8 △0-△0-△6消耗戦)と全く違う競馬。 今年はスローの展開となりました。昨年が異常で2歳はこれが普通かも。 フサイチホウオーが勝った06年(良61.4-後60.7 ▼7-▼3-△4瞬発戦)に 近いですね。フサイチは皐月まで強い競馬でしたが・・・今年はどうでしょうか? 【上位馬回顧】 1着 3番ヴィクトワールピサ 牡2 55 武豊 02:01.3 34.2 角居勝彦 1人気 スタート良くでたが外から来るので控えて中団後方追走。4角外からまくると 直線で前とは4馬身差。そこから馬場の4分どころを素晴らしい脚で上がって 最後は手綱を抑えてゴール。 今までは前で競馬をしていたが、今回は後方からの競馬。 スローの展開で前有利のハズだが、直線の脚色と走り方は一頭だけ違っていた。 ちょっと古馬の風格を持った馬。最後は抑えていたので直線の長い東京でも 大丈夫。かなり強い。 4着 1番ヒルノダムール 牡2 55 藤田伸二 02:01.5 34.3 昆貢 3人気 スタートで内につけて中団後方追走。4角そのまま馬群の中を通して 直線で勝ち馬と一緒に追うが差がついてしまった。 ----------------------------------- 参考レース3<シンザン記念>10/01/10 【レース回顧】京都芝1600m 人気のピサノユリシーズ出遅れ。エスカーダ好スタート。シャインも積極的な競馬で 前に。外からケイエスゴールド、内からガルボが先団。 向正面過ぎてシャインが先頭。1000m通過が59.4秒。ちょっと縦長。 そのまま4角回って、直線向いていも縦長の状態。 直線シャイン先頭のまま、2番手がエスカーダ、その後ろからガルボが伸び、 良く伸びてゴール。2着は前で残ったシャイン。 【ハロンタイム】良 前47.3-後47.0 △0-▼7-△0瞬発戦 12.5 - 11.1 - 11.5 - 12.2 - 12.1 - 12.1 - 11.4 - 11.4 平均ペース。前残りではあったが、このメンバーでは力勝負となった感じ。 前で競馬をして伸びたガルポの力が違ったということ。期待された後ろの馬 達だったが、前を交わす程の力が不足していた。 【上位馬回顧】 1着 4番ガルボ 牡3 56 池添謙一 01:34.3 34.6 清水英克 4人気 口を割りながらスタート良く内につけて3番手追走。そのまま内を回して 直線良く伸びてゴール。 この中では力が一歩リードか。 2着 7番シャイン 牡3 56 和田竜二 01:34.8 35.4 川村禎彦 9人気 スタート良く出て2番手追走。内から前に出て向正面でハナを切る。 そのままラチ沿いを通すと最後まで粘って2着キープ。 前回は後ろからだったが、今回は積極的な競馬。小倉の1200mでハナを 切って勝った馬なのでスタートは良い。和田騎手の好プレー。 その他コメント: 結局前に居た馬が勝ったレース。平均ペースを考えると、この差が力差なのかも しれない。朝日杯やラジオnikkeiに比べると評価できないレース。 まだこれからの馬達なので次に期待したいですね。 ----------------------------------- 続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.16 21:40:12
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