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カテゴリ:認知症 介護
くつしたがないんや〜 と言って、夫が足元を指差してみせる。 左右色が違うやろ。 10足くらいあったはずなのに、探しても片方ずつしか見つからへんねん。 そうそう、私もそう。 見て、これやで。 私も左右揃った靴下がなかなか見つからなくて、このざま。 きっと、かあさんの仕業やで。 私は言った。 そうやな。 と夫も言う。 かあさんしか使わなかったヘアピンが、いつの間にか台所の床に落ちていたことがあって、 かあさん、実は今もこの家にいるのかも。 なんて話した。 そう言えば、かあさんよく怒ってた。 なんで靴下がないねん。 どれもこれも、みんな片方しかない。 誰がこんないたずらするんや。 って… 誰かのいたずらだと思ってたのかな? 私は、 靴下は同じ柄だからと言って好きでペアになってるんじゃないんだ。 だから放っておくと決まってバラバラになっちゃう。 といつもそう言ってた。 なぜなんだろうね。 やっぱりこれはかあさんの仕業? この家のどこかで様子をうかがって、笑ってるのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.15 22:33:55
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