カテゴリ:シュタイナー教育
シュタイナー教育では、特徴や表情のハッキリした既成のお人形より、子どもの自由な
ファンタジーを損ねない素朴な人形が良いとされ、また、子どもの肉体的・精神的な発達に 応じた形態のお人形が与えられます。赤ちゃんの頃から頭部が完成する3歳前後までは、 てるてる坊主のような坊主人形や、布の結び目で頭や手を作る結び人形で充分、 循環器官が形成されてくる3~5歳くらいなら抱き人形、四肢がしっかり形成される 6,7歳頃になったら、着せ替えもできる体格のしっかりした人形、という感じ。 (私自身は、娘が1歳半のときに抱き人形を作ってあげちゃった…) でも、シュタイナー教育をほとんど知らないお母さんたちも参加されるし、 華やかなおもちゃを見慣れた子どもが取っつきやすいよう、抱き人形を2体作りました。 要領は分かっているから割とすぐ作れたけれど、仕上げがサークル前夜になってしまい、 手間を省くため、1体の髪の毛は羊毛ワタをぶすぶすと刺して済ませちゃった(↓下の写真右側)。 なんだか、林家三平みたい(苦笑) 坊主人形は、シュタイナーを知らない人には「なんじゃこりゃ!?」って感じの代物ですが、 だからこそ、シュタイナー教育の特徴が出ていいんじゃない?と思って、いちおう作りました。 素材は絹が一番良いらしいですが手元になかったし、暖かい手触りの綿の起毛生地を使いました。 でも、子どもたちはちーっとも人形じゃ遊んでませんでした(苦笑) シュタイナーに興味を持って後日遊びに来たママ友のお子ちゃまたち&娘は、ベランダにあった 寝ころびカエル(体長40cm)の置物がいたく気に入ったらしく、部屋に運び入れて ご飯をたべさせたり、布団をかけたり、代わる代わるお世話をしていて、 全く予想外の物が子どもの心を掴んでいました(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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