459367 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

エレファントピア

エレファントピア

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Category

Freepage List

ミャンマーの思い出


バガンと村の生活


マウンドーの女性たち


瞑想の思ひ出


ヴィパサナー瞑想のやりかた


ミャンマー占い紀行


ミャンマーお祭り紀行


ミャンマー語あれこれ


ミャンマーと戦争と


ミャンマーと奢り


ミャンマーと私


ミャンマーの結婚(カンボジア)


国民性について


シンガポールあれこれ


シンガポール人と働く


シンガポールのイベント


シンガポールを食べよう


シンガポールの暮らし


シンガポールと不妊治療


シンガポールと犯罪


シンガポールの歴史


シンガポールの言語


シンガポールと離婚


シンガポールと車


シンガポール☆アイドル


シンガポールとメイドさん


シンガポールと子供


シークの結婚式


選挙


雑感


国際結婚について


革命家の星の元


スローキャリア


世界の値切り


アジ○モトにまつわる断片


教育と発展と


映画感想


花様年華(王家衛)


City of God (ブラジル)


オススメ南米映画4作


バラン(イラン)


裁かるるジャンヌ(ドライヤー)


鬼婆(新藤兼人)


秋刀魚の味(小津安二郎)


上意討ち(小林正樹)


15(シンガポール)


豚が井戸に落ちた日(韓国)


ミュンヘン(スピルバーグ)


カポーティ(アメリカ)


Born into Brothels(インド)


ナルニア国物語 ライオンと魔女


高慢と偏見(アメリカ?)


A History of Violence(アメリカ)


No Direction Home(スコセッシー)


春婦伝(鈴木清順)


惑星ソラリス(タルコフスキー)


バルタザールどこへ行く(ブレッソン)


殺人の追憶(韓国)


大菩薩峠(岡本喜八)


ミリオンダラーベイビー(アメリカ)


ホテルルアンダ(アメリカ)


Bad Education(スペイン)


アビエイター(スコセッシー)


パリス、テキサス(ベンダース)


キンジー(アメリカ)


カンフーハッスル!(香港)


Lost in Translation(アメリカ)


Look at me (フランス)


キャシャーン(紀里谷和明)


Usual Suspect(アメリカ)


Angels in America(ドラマ・アメリカ)


2046(仮)(王家衛)


北斎漫画(新藤兼人)


Open Water(アメリカ)


The Village(アメリカ)


The Return(ロシア)


山椒大夫(溝口健二)


太陽 The Sun(ソクーロフ)


母たちの村(セネガル)


The wind will carry us(イラン)


My Childhood(イギリス)


按摩と女(清水宏)


レスラー(アメリカ)


沈黙(篠田正浩)


ブロークバックマウンテン(アン・リー)


ウォレスとグルミット(イギリス)


誰も知らない(是枝裕和)


華氏911(マイケル・ムーア)


切腹(小林正樹)


ディア・ハンター(アメリカ)


スーパーサイズ・ミー(アメリカ)


戦争の霧(ドキュメンタリー、アメリカ)


三峡好人・長江哀歌(中国)


少女ムシェット(フランス)


若い娘 (ルイス・ブニュエル)


ゴモラ(イタリア)


ユゴ 大統領有故 (韓国)


MISHIMA a life in four chapters


訪れた国のことなど


アフリカの思い出


韓国の思い出


カンボジア旅行記


カンボジアの日々


プノンペン生活事情


プノンペン交通事情


シアヌークビル小旅行


クメール・パジャマ事情


ニッポンのODAinカンボジア


クメール・ルージュと歴史


カンボジアの農業


カンボジアの結婚式


タケオの霊


新装☆セントラルマーケット


インドネシア アチェの2年間


アチェの2年 2007年4月~12月


アチェの2年 2008年1月~6月


アチェの2年 2008年7月~12月


アチェの2年 2009年1月~5月


Profile

ねぴゅう

ねぴゅう

Favorite Blog

tckyn3707 さんへ … New! alex99さん

源氏物語〔8帖 花宴 … New! Photo USMさん

正しい幹細胞培養上… シャルドネ。さん

鎌倉日記(極上生活… アトムおじさんさん
ベトナム便所の落書 キシ5954さん
Life goes on june17thさん
心のポテトサラダ のりまきターボさん
ベトナム流クッキング nabe3730さん

Comments

よーこ2965@ Re:お世話になりました!(09/16) いましたよ~ またどこかでお会いできる…
よーこ2965@ Re:とてもひさびさ(04/08) お元気そうでなによりです。 日本は大…
よーこ2965@ Re:移動、移動、移動、勉強(01/22) お元気そうでなにより^^ 忙しいのも…
のりまきターボ@ Re:移動、移動、移動、勉強(01/22) ねじり鉢巻勉強、ご苦労様です。そんな中…
さごしラーメン@ がんば!! 年齢は、いたし方ないです。時間の経過と…

Headline News

Calendar

Archives

2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2004年05月31日
XML
カテゴリ:シンガポール
今となってはお気楽兼業主婦生活を謳歌することに心血を注いでいるわたくしですが、シンガポールに来た頃は前の職業に未練タラタラで仕方ありませんでした。

前の仕事はいわゆるNGO(非政府団体)で、日本では特に海外開発や緊急援助を行うNPO(非営利組織)をこう呼んでいるようです。

結婚した当初マリッジブルーで青々としながら、しつこくもシンガポールで前キャリアにこだわり就職活動をしたところ、以下のことが分かりました。

シンガポールにはやっぱりNGOってほとんどないのね…

ない理由。
1.土壌がない。
市民活動的土壌とでも申しましょうか。
でもこれは逆に言うと、(国内的には)政府が適度に市民生活をサポートしているということかもしれません。だから「政府がしないこと、できないこと、(でも本来は政府がやるようなこと)を行う非政府団体がいらないのかもしれません。

また海外への援助活動という観点から、なぜにNGOが(少)ないのかというと、シンガポール人の現実主義と自助精神が関係しているように思います。

来た当初、「ミャンマルでこんな仕事してました~~」というと、だいたい10人中9.5人がポカ~ン(゜д゜)って感じで、(日本の場合は10人中6人くらいか?)まず出てくる質問が、
「お金はどっから出てくるの?」
でした。大体全員そう聞いてくる。(日本人の場合、「あらあそれはそれはボランティアご苦労さま」という…。スミマセン。ボランティアじゃないんですー)

最初は面食らっていた私ですが、よくよく考えるとこんなに根本的な質問はありません。善意でものごと動くなら苦労はしない。まずは資本、元手、Capitalが必要なわけです。
この辺のことは、シンガポール人から学ぶことはたくさんあります。でもまあそういう人たちなので、NGOなんて割に合わないことはしないわけです。

建国36年でここまで来た国ですから、他国(アジア)に対してもシビア。「貧しい?自助が足りないんだろ?」って感じ。(ホンマかいな)


2.宗教に吸収されている
人の善意や援助行為というものは、もともとは宗教、例えばキリスト教のチャリティなどを通して行われてきました。ここシンガポールでもキリスト教、仏教、ムスリムを通してのチャリティ活動は盛んです。NPOとかなんとかフクザツな形態をとる以前に、人々の善意エネルギーはそういう所に吸収されているようです。(だから仕事として発生しないんだよ~ん)



3.やっぱ政府がようコントロールしている
1.の土壌とも重なりますが。例えば私が3回受けて3回とも落ちたシンガポール唯一にして最大のNGOなどは、政府半轄です。Non(非)じゃないじゃん!!

さらにシンガにはこうしたエセNGO(財)もたいへん少ない。日本が多すぎるのかもしれませんが。そして国庫を食いつぶしているといふ…

(ない理由の他、落ちる理由としては、英語がトロいとか中国語がしゃべれないとかいろいろあります。)


結論。
シンガポールで、いわゆる日本やヨーロッパでいうところのNGO、もしくはNPOは極小なのは、政府も国民もその存在を必要としていないから。

政府:日本みたいに戦後賠償の延長で国益保持しなくていい。
国民:日本みたいに「自己実現しないヤツはダメ」みたいな考え方がないからわざわざ国外まで自分探しにいかなくてもいい。


…なんだかまとまりのない物言いになってきました。


しかし。
なんでまたこんなことを書き始めたのかというと、今日、新聞の一面にこんな記事がっ!→→→


S'pore woos non-progit organizations
(シンガポール、NPOに「こっち来て~来て来て来て~~んvv」とラブコール(意訳))

つまり国際的なNPOにシンガポールでの出店を願っているわけです。なんでこんなシンガらしからぬ行いを!?と思ったら、

「いや~NPOって、すっげえいい商売だしな?」(by 経済開発庁)

どうやら国際NPOを誘致することについての経済効果に気付いた模様です。
国際会議やるだけで1千万ドル落としていくリッチなNPOもあるらしいですからね。さらに出店ともなればテナントも出る、雇用も拡がる。シンガの安全と通輸と通信環境は売りになる。

そんなわけで今後シンガでは、(相変わらず)政府主導の元、海外NPOセクターへのてこ入れが始まるようです。

化学工業→IT→…と来て、まさかお次がNPOになるとは…
(ああ、そして私にも職を…)


しかし一応「心」っつー資源も大事かと思われるNPOのお仕事。
シンガポールの潜在性やいかに。











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004年05月31日 20時20分13秒
コメント(6) | コメントを書く
[シンガポール] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X